『ドミノ』のウォーケン [クリストファー･ウォーケン]
『ドミノ』、2005年、トニー･スコット監督作品です。
バイオレンス系の映画は、正直、苦手なのですが、この映画はスタイリッシュな映像がクールで好きです！
主人公のドミノ・ハーヴェイは、バウンティ・ハンター（賞金稼ぎ）！
賞金稼ぎ？・・・西部劇でもあるまいし、現代にもそんな職業があるの？と、不思議に思ったのですが・・・いるんですね、現代のアメリカには！ 賞金稼ぎが！！
逮捕された容疑者が保釈される時、その仲介のような仕事をする保釈保証業という職業があるそうです。
で、保釈された容疑者が、その後、逃亡してしまった場合、保釈保証業者は立て替えた保釈金を損してしまうことになる・・・。
なので、保釈保証業者は逃亡犯を捕まえる仕事をバウンティ･ハンターに依頼するのだそうです。
で、このドミノ嬢・・・実在の人物なのだそうです。
父はハリウッドの有名スター、母はトップモデル、幼い頃はイギリスの寄宿舎学校で育ち、その後は、ビバリーヒルズで暮したセレブであり、モデルもしていたんですって。
それが、新聞の「バウンティ･ハンター求む！」の広告を見て、セミナーを受け、バウンティ･ハンターになっちゃったというのだから、いやぁ、すごい。
ドミノのチーム・メンバーは左からエド、ドミノ、チョコ。
ボスのエド（ミッキー･ルーク）
・・・かつての猫パンチのふにゃふにゃしたイメージなど微塵もなく、二の腕の太いワイルドで渋いオヤジを熱演しています。
ドミノ（キーラ・ナイトレイ）
・・・あの『パイレーツ･オブ･カリビアン』のヒロインの彼女です。私は、このドミノ役の彼女の方が、タフでクールで好きだなぁ･・・。
チョコ（エドガー・ラミレス）
・・・かっこつけでスペイン語をしゃべるキレやすい二枚目！です。
そして、ポスターには載っていないけれど、もう一人。
ドライバーのアルフ（リズワン・アバシ）
・・・14歳の頃、ソビエト侵攻を体験し、爆発のプロになろうと決意したアフガニスタン人。眉毛がありません。（＾＾；
ストーリーは、やや複雑。
あぁ、そうなのか・・・と思うと、（というのはFBIの嘘で、本当は生きていた）とか、そういうフェイクありまくりです。（笑）
一言で言えば、難病の孫娘の手術費用30万ドルを必要とした一家の思惑に巻き込まれてしまったドミノたちの危機一髪・起死回生・逆転につぐ逆転・マフィアは出てくるわ、FBI はトロいわ、携帯電話は通話圏内で かけましょう・・・のストーリーです。
で、クリストファー･ウォーケンです。
彼はドミノの母親の友人で、リアリティ番組のプロデューサー、マーク・ハイスを演じています。
ドミノたちに、バウンティ･ハンターのリアリティ番組を作りたいと持ちかけてきます。
ドミノたちの密着取材にも同行し、チョコが暴力を振るうシーンには
「ブチギレのサイコだ」と言って目を輝かせ、なかなか、アクの強い人間を演じています。
マークの秘書曰く
「社長はヤク中のイタチみたいに集中力のない方で・・・」
まったく、なんて比喩なのよ。（笑）
この秘書も、ちょっと変わっていて面白いです。（＾＾；
出演時間こそ、そう長くはないものの、ウォーケンの出てくるシーンは、やはり独特の空気感が漂って、絵が締まるというか、いいなぁ・・・。（笑）
ウォーケンが
「Wow！」と言った時の表情など、私にとっては絶品なのです。（＾＾；
「ウォーケンがＷｏｗ！」
今年一番の駄洒落ですね～～。（笑
狙いました？
by たいへー (2008-09-19 07:25)
こういう職業のことはTVドラマで観たことがあります。
本当にあるんですねぇ～
ドラマでも女性が命がけでがんばってました。
最後にFBI捜査官に助けられ、FBIに来ないかって誘われてましたね。
この映画は是非観たいです！
by barbermama (2008-09-19 08:34)
たいへーさん、nice!＆コメントありがとうございます。
いやぁ～、指摘されて気がつきました。
「ウォーケンがWow！」
ついでに
「ウォー犬が bowwow！」 （＾＾；
by びっけ (2008-09-20 08:41)
barbermama さん、nice!＆コメントありがとうございます。
そうでした！ barbermama さん、アクション映画がお好きでしたね！
ちょっとクセのある映像（色とかボケ感）と、時間軸が あっち行ったり こっち行ったりですが、気に入っていただけたら、この記事を書いた私としても嬉しいです。
ついでに、ウォーケン氏も気に入っていただけたら、なお、幸いです。（笑）
by びっけ (2008-09-20 08:49)
夢空さん、nice！ありがとうございます！
by びっけ (2008-09-20 08:49)
薔薇少女さん、nice！ありがとうございます！
by びっけ (2008-09-20 09:05)
こんにちは。
これ、結構痛い描写もあったんですけど、確かに映像はスタイリッシュという表現がピッタリですね。本当に実在したのかなー・・・って思っちゃいますけどね。（笑；）エドガー・ラミレスってボーン・アルティメイタムにも出てたカナ？
by Yakoha (2008-09-23 01:04)
Yakoha さん、nice!＆コメントありがとうございます。
そうなんですよ！ あの最初の方の暗号が書かれているアレのシーン、思いっきり引きました。（＾＾；
DVDの特典映像として、本物のドミノ・ハーヴェイのインタビューも入っているのですが、やっぱり、普通の女性とは違っているように思えました。
目つきが鋭かったです。
エドガー･ラミレス、『ボーン･アルティメイタム』にも出ているのですね！
ナイス情報ありがとうございます！
これって、三部作のラストですよね？
第一作も第二作も見ていないので、第三作の本作を見るのは、しばらく後になりそうです。（＾＾；
by びっけ (2008-09-23 23:15)
ぴっけさんの記事を読んで、『ドミノ』観てないのを思い出しました！早速観たんですけど、クリストファー・ウォーケン、イイ味出してますね♪
映像もスタイリッシュでカッコ良かったです！！
by u_yasu (2008-09-30 00:11)
u_yasu さん、nice!＆コメントありがとうございます。
まぁ！ 早速観ていただけたなんて嬉しいです！！
しかも、ウォーケン様のことも気に入っていただけて、感涙です。
映像の、緑と黄色の使い方とか、画面が揺らぐところとか、いいですよね。
（＾＾）ｖ
by びっけ (2008-09-30 21:32)