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『ブレードランナー』のデッカード役候補にウォーケンも あがっていた! [クリストファー・ウォーケン]

今年の3月31日にクリストファー・ウォーケンのお誕生日を祝う記事を書きました。
 Happy birthday, dear Chris!

その中で(欲しいなぁ)と書いていた本『Christopher Walken A To Z 』を購入しました。(^^)v



CHRISTOPHER WALKEN A TO Z.jpg

Christopher Walken A to Z: The Man, the Movies, the Legend

  •  Robert Schnakenberg
  •  Quirk Books
  •  2008/10/15
  •  ペーパーバック 288p



白黒写真ではありますが、ウォーケンの写真も3、4 ページに1 枚は入っていますし、昨年、日本で公開された『ヘアスプレー』や『燃えよ!ピンポン(原題:Balls of Fury )』の項目も入っていて、なかなか充実した本です。

タイトルどおり、ウォーケンにまつわるアレコレをキーワードのアルファベット順に記述したものなので、初めから通しで読むというよりも、気になる項目を拾い読みする感覚で読んでいます。


で、驚いたのが「BLADE RUNNER」の項目!

主人公のリック・デッカード役として、クリストファー・ウォーケンが候補に挙がっていたと書かれていたのです!
ウォーケンの他にもトミー・リー・ジョーンズやダスティン・ホフマンも候補だったと・・・。

最終的には、皆さん ご存知のとおりハリソン・フォードに決まったわけで、私も客観的に考えると(やっぱりハリソン・フォードでしょ!)と思います。(^^;

映画『ブレードランナー』を観た時、レプリカントのロイ・バッティ役のルトガー・ハウアーがウォーケンに似ているなぁと思いました。

ブレードランナーのルトガー・ハウアー.jpg

でも、これも、(やっぱりルトガー・ハウアーでしょ!)と思います。(^^;


そうだ! レプリカントを開発したタイレル博士役なら、ウォーケンに うってつけだったかも・・・。
で、タイレル博士が自分に似せて作ったレプリカントがロイ・バッティ・・・。
ウォーケンとルトガー・ハウアーの目が似ているから、そういう設定にしても面白かったかも・・・。


『ブレード・ランナー』・・・1982年、リドリー・スコット監督作品です。
インターナショナル・バージョンとかディレクターズ・カットとかファイナル・カットとか、いろいろあるのですが、ファイナル・カットが画像的には一番 綺麗でしょうか。
ブルーレイ版も出ていますが、DVD 版をご紹介しておきましょう。



ブレードランナーファイナル・カット版.jpg



ヴァンゲリスの音楽もクールでしたね!


フィリップ・K・ディックの原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』はこちら。



アンドロイドは電気羊の夢を見るか?.jpg

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) (ハヤカワ文庫 SF (229))

  •  フィリップ・K・ディック
  •  早川書房
  •  1977/03/01
  •  文庫 319p


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コメント 23

たいへー

電気羊ですか・・・
ホンダのアシモ君に聞けば分かるかも・・・
by たいへー (2008-10-05 12:34) 

a-muda

ブレードランナーは劇場で観てかなり衝撃的な作品でした。ディレクターズカット版や特別版等がもてはやされていますが、僕は最初に観た劇場版も好きなんです。というのも全編に暗く湿っぽい映像で最後のシーン(後にカットされた)だけが青空で爽やかな風が描かれていたからなんです。

それと…シーン・ヤング…すごく綺麗な女優さんだなぁって一目惚れしました。ハハハハ…(お陰でDUNE砂の惑星も観てしまいました…)
by a-muda (2008-10-05 17:45) 

春分

ショーン・ヤングは確かにきれいでしたが、今見ると熱狂するほどの美人でもなかったかなとも思います。いや120%美人ではありますが。
誰が好きといって、やはりルトガー・ハウアーですねー。聞いてないか。
ヴァンゲリスの音楽もよかったですが、あれはシド・ミードのデザインがよかった。もちろんリドリー・スコットがよかったのだろうけど、やはり類稀な才能があそこに集まったのだなー。もちろんディックも。
でも、あれはディックよりギブスンのイメージだけど・・・
えー、話が尽きません。いや、でもプリスも・・・
by 春分 (2008-10-05 20:29) 

barbermama

『ブレードランナー』から20数年ですか・・・
ハリソン・フォード出演映画は『スターウォーズ』あたりから『6デイズ/7ナイツ』までほとんど観ていて、『ブレードランナー』ももちろん2回ほど観ているはずなんですけど、びっけさんの記事を読んで“主演ハリソン・フォード”の記憶がほとんどないのに愕然としています。
ストーリーや人物名を忘れることはよくあっても、好きな俳優が出ていたことを忘れるなんて・・・
多分近未来ものがそんなに好きではないから、ということにしておきます!
by barbermama (2008-10-05 22:03) 

びっけ

たいへーさん、nice!&コメントありがとうございます。
アシモくんかぁ・・・そう言えば、彼は話せるんでしたっけ?
ムラタセイサク君とセイコちゃんは、しゃべれないみたいだから、ここはアシモ君に聞いてみましょうか・・・。(笑)
by びっけ (2008-10-05 22:56) 

びっけ

a-muda さん、nice!&コメントありがとうございます。
そうでした!
最初に観た劇場版は、めちゃくちゃ画面が暗くて、湿気が感じられる映画だったことを思い出しました。
私にとって、未来 = 明るく綺麗・・・というイメージを払拭された映画でしたね。
私の場合、『DUNE 砂の惑星』は、カイル・マクラクラン目当てで観ました。
(^^;

by びっけ (2008-10-05 23:11) 

びっけ

春分さん、コメントありがとうございます。
ルトガー・ハウアーについては、以前『レディホーク』の記事を書いた時に、春分さんから教えていただいた映画 『ブラインド・フューリー』を観ました!
面白かったです!
『座頭市』も、あーゆうリメイクなら楽しいのでOK だと思いました。
シド・ミードのデザインしたパトカーは、あの当時は、めちゃくちゃカッコイイ!!と思ったのですが、今 見てみると、そう感じないのは時間が経ったせいでしょうねぇ・・・。しみじみ。
ギブスンのSFは読んでいないのですが、『記憶屋ジョニィ』を映画化した『JM』は観ました。キアヌ・リーブスが、まぁ良かったです。
プリス? これはわかりません。(^^;
by びっけ (2008-10-05 23:28) 

びっけ

barbermama さん、nice!&コメントありがとうございます。
ハリソン・フォード・・・私は全部は観れてません。(^^;
どうしてもインディ・ジョーンズとハン・ソロのイメージが強いですが、『刑事ジョン・ブック/目撃者』や『エアフォース・ワン』のハリソン・フォードも印象に残っています。
『ブレードランナー』は、ルトガー・ハウアーのイメージの方が強い映画かもしれませんね。
by びっけ (2008-10-05 23:45) 

コトロ

こんにちは。

コレ大好きです。ブルーレイで買おうと思っているのですが画質がどうなんだろう…とまだ躊躇しています。クリストファーウォーケンが候補に挙がってたんですね。でも彼だと精神的に安定してそうな感じがするのでデッカードにはちょっと…。確かにタイレル博士なら似合うかも。

あの未来都市は東京のイメージがかなり入ってるらしいですね。ビル壁面の巨大スクリーンにコマーシャルが流れている風景が出てきますが、渋谷Q-FRONTの大画面テレビを見たらあぁブレードランナー…と思ってしまいました。

SFは余り見ないのですが「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか」はタイトルだけずっと前から知ってました。「ブレードランナー」の原作がそれだと聞いてびっくりした物です。

ところで「かおりさん」のブログのコメントで見つけたのですが、びっけさんは仙台出身なんですね。私も学生時代に6年間住んでいたので思わず懐かしかったです。
by コトロ (2008-10-06 01:30) 

あんみつ

やっぱりウォーケンの本買われたのですね!!
ハリソンフォードの映画は大体見ている積りでしたが、ブレード・ランナーは知りませんでした。。。
by あんみつ (2008-10-06 13:14) 

びっけ

u_yasu さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2008-10-06 20:33) 

びっけ

コトロさん、nice!&コメントありがとうございます。
そうですか、ウォーケンだと精神的に安定してそうですか・・・。
なんだか嬉しくなる評です。(^^)
タイレル博士 案にも賛同していただけて、これも嬉しいです。

あの未来都市は、何せ「強力わかもと」を芸者?が飲むCM だし、屋台では うどんみたいな食べ物も出てくるし、まさに日本(私は関西のイメージも持ちました)だなぁ・・・と感じました。
ディックの小説では、デッカードは妻帯者ですし、だいぶ内容が違います。
映画は別物・・・という いつものセオリーどおりです。(笑)

仙台の街角ですれ違っていたかもしれませんね! (^^)v
by びっけ (2008-10-06 20:40) 

びっけ

あんみつさん、nice!&コメントありがとうございます。
フフフ。やっぱり買っちゃいました。(^^;
『ブレードランナー』は、インディ・ジョーンズシリーズの第一作『レイダース/失われたアーク(聖櫃)』の直後の作品なので、そこそこ若々しいハリソン・フォード氏が拝めます。
機会がありましたら、ぜひ!
by びっけ (2008-10-06 20:57) 

ミホ

書きたい事、ほとんどa-mudaさんが書いてくださいました(笑)
本当に初めて観た時は、こんな作品が映画で見れるとは!と感激した覚えがあります
残念ながら劇場ではありませんでしたが。

ルトガー・ハウアーはこの作品では、割と美形な男性っぽかったのが
この後はどんどんおっさんキャラになりましたよね
顔も体型も…
私にとっては一番の謎と衝撃です(笑)

ハリソン・フォードはかっこ良過ぎない所がかっこよくて好きです♪

by ミホ (2008-10-07 19:27) 

びっけ

ミホさん、コメントありがとうございます。
明るくて清潔でハイテク!という近未来のイメージをとことん砕いてくれる、雑多で湿っぽいアングラな近未来の映像には、私もハッとしました。

ルトガー・ハウアー! 確かにおっさんキャラになっていきましたね。(^^;
以前、彼の出演した映画『レディホーク』の記事を書いた時に、春分さんがコメントで、彼が太ったのは若い奥さんをもらったから? オランダの血?・・・ということを書かれていました。
 http://pippupgii.blog.so-net.ne.jp/2007-08-30
これが謎の真相でしょうか?(笑)

ハリソン・フォードだと、少し弱っちくても、少しダサい格好をしていても、許せちゃうところがありますよね。(^^;
by びっけ (2008-10-07 23:40) 

miyuco

この映画、映画館で観てないのが本当に悔やまれます。
ちょうど仕事がごたごたしていた時期だったので
うっかり見逃してしまいました。
あとでビデオで観て後悔のほぞを噛んだ次第です【T__T】
ハリソン・フォード演じるデッカードが何者なのか
(wikiにも項目がありますが)
映画で示唆されていると私がずっと思っていたことを
連れ合いはどこでそう思ったのかわからないと言います。
5バージョンあるので違うものを観たのかな?
一緒に観たような気がするけど^^;
昨年発売されたDVDボックスを持っている知人がいるので
借りられたら確認しようという話になってます。
最後の青空シーンが???だったのですが
いろいろ大人の事情があった事を後で知りました。
当時は万人向けを狙わざるを得なかったのでしょうね。

by miyuco (2008-10-08 15:46) 

びっけ

アートフル ドジャーさん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2008-10-08 21:44) 

びっけ

miyuco さん、nice!&コメントありがとうございます。
あぁ~、私もmiyuco さんのご主人と同じかも・・・。
一緒に観た人に説明してもらうまで、わかってませんでした。(^^;

あの青空は唐突でしたよね。
でも正直、それまでの映像が暗くて湿っていたからホッとしました。(笑)

デッカードの正体については、私はどっちでもいいかなぁ・・・と思っています。
正直、この映画で感情移入していたのはルトガー・ハウアー演じるロイだったので、彼の生死に変りが無いのなら、どっちでもいいです。(^^;
by びっけ (2008-10-08 22:28) 

びっけ

薔薇少女さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2008-10-18 00:58) 

sknys

びっけさん、こんばんは。
『ブレード・ランナー』の魅力の1つは無国籍化した近未来都市の描写。
ロサンゼルスの摩天楼に酸性雨が降り続ける。

冷蔵庫の中に拳銃を入れている押井監督も《‥‥クリストファー・ウォーケンが演じた男の生活感、孤独感とか緊張感とか、全部表現している。これが監督の仕事だと思ったよ。振り回す事によってじゃなくて、本来あり得ない場所に置く事で表現するという、拳銃の使い方を発明したんだよ。これが優れた監督の仕事なんだ。いつもそう思うんだよ。『ブレード・ランナー』っていう映画もそうなんだって。リドリー・スコットの最大の功績は、未来世界に雨を降らした事。それまで誰も、そんなことは考えなかった。それが彼の発明なわけだ》と語っています。
by sknys (2008-10-19 01:28) 

びっけ

sknys さん、コメントありがとうございます。
近未来というと、星新一のショートショートのさし絵に真鍋博が描くようなクリーンで明るくて無機質で・・・というイメージが強かったので、この『ブレードランナー』の湿っぽさには驚かされました。

押井監督の見解、なるほど、なるほど、とうなづけますね。
by びっけ (2008-10-19 20:20) 

piattopiatto

リドリースコットカラーといいますか
全体にダークブルーの映像ですよね
これは、のちのブラックレインにも通じるですね

イギリス出身の監督ですので
やはり、深い霧や、湿気などの
気候風土色がありますね
by piattopiatto (2008-11-09 21:01) 

びっけ

piattopiatto さん、nice!&コメントありがとうございます。
そうですね。『ブラックレイン』も、じっとり湿っぽい色調でしたね。
リドリー・スコット・・・イギリス人でしたか!
なるほど、出身地の影響というのは大きいのでしょうね。
by びっけ (2008-11-10 20:55) 

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