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『Manafon 』 聴きました・・・ [デヴィッド・シルヴィアン]

9 月 23 日に発売されたデヴィッド・シルヴィアンのニュー・アルバム『Manafon 』を何度か聴きました。

で、全曲通しで聴いた最初の感想は・・・。

う~ん、デヴィッドは進化してるんだろうなぁ・・・。
ただ・・・私の期待する音楽とは離れてきてるのかなぁ・・・。

即興音楽のような、和音とか調和とかいうのと対極にあるような
どう考えたってカラオケにはできないような(笑)
いつ曲が終わって、次の曲が始まったのかわからないような
そんな、ちょっと前衛的に感じられる音楽でした。

でも、デヴィッドのヴォーカルは、とても力強くて存在感があって、この声を聴いているだけでも、幸せ感はあります。
なんのかんの言っても、彼の声が持つ魔力には敵わないのよね、私。
(^^;


二回目は歌詞を見ながら聴きました。
歌詞は案外、面白い!
今までの内省的な歌詞よりも、もう少し引いて客観的に見ているような感じで、独特の雰囲気があります。

曲のタイトルも、ちょっと変わっていて印象的です。

1 Small Metal Gods (小さな金属の神々)
2 The Rabbit Skinner (兎の皮はぎ師)

3 Random Acts Of Senseless Violence
   (無分別な暴力の任意行為)
 ジャック・ウォマックの SF 小説『アンビエント』シリーズの第 5 作のタイトルだそうです。

4 The Greatest Living Englishman
   (最も偉大な現存の英国人)
5 125 Spheres (125個の球体)
6 Snow White In Appalachia (アパラチアの白い雪)
7 Emily Dickinson (エミリー・ディキンソン)
 19 世紀のアメリカの女流詩人

8 The Department Of Dead Letters
※ これはインストゥルメンタル曲なので歌詞がなく、タイトルの邦題もついてません。
dead Letters には「空文、死文」という意味があるということなので、(空文省)ということでしょうか??

9 Manafon (マナフォン)
 ウェールズ地方の寒村の名称だそうです。

10 Random Acts Of Senseless Violence
 3 のリミックスバージョン(日本盤だけのボーナストラック)

聴き込んでいくうちに、どの曲が、お気に入りになるかは、まだ不明。
秋の夜長の BGM に合う雰囲気なので、しばらく聴いていこうと思います。



david_sylvian_manafon.jpg

マナフォン

  •  デヴィッド・シルヴィアン
  •  Pヴァイン・レコード
  •  2009/09/23
  •  CD


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コメント 13

たいへー

やはり「シルヴィアン」の中に、
魔力があるのでしょうねぇ・・・(なんとなく ^^;
by たいへー (2009-10-04 08:28) 

ぼんくらオヤジ

ぼんくらもiTunesで視聴してみましたが、
びっけさんの感想と大差ないので書きません(笑)
オヤジ、黄昏れてないで元気出せ~
by ぼんくらオヤジ (2009-10-04 18:26) 

びっけ

@ミックさん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-10-04 23:28) 

びっけ

たいへーさん、nice!&コメントありがとうございます。
魔力・・・最近のやや浮世離れした風貌からしても、その手のパワーがありそうです・・・。(^^;
by びっけ (2009-10-04 23:36) 

びっけ

甘党大王さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-10-04 23:37) 

びっけ

ponchi さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-10-04 23:37) 

びっけ

julliez さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-10-04 23:39) 

びっけ

ぼんくらオヤジさん、nice!&コメントありがとうございます。
試聴をお聴きになられましたか!
そうそう・・・黄昏てる・・・というか、わびさび、幽玄夢幻の世界に行っちゃっているという感じですよね。
まぁ、シルヴィアンがハイテンションというのも、有り得ないとは思うんですけどね・・・。(^^;
by びっけ (2009-10-04 23:41) 

びっけ

WIZARD さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-10-04 23:41) 

びっけ

夢空さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-10-05 22:21) 

sknys

びっけさん、こんばんは。
3回聴きましたが、全部同じ曲に聴こえるなぁ^^;
『Blemish』の方がポップで変化に富んでいたような‥‥。

「即興音楽」といっても、
一発録りのスタジオ・ライヴではないでしょう。
David Sylvianのヴォーカルが大きいせいで、
バックの演奏者も遠慮しているように聴こえちゃう。

自主レーベルによる妥協のないアルバムだと思いますが、
その分だけ取っつき難いかもしれません。
J-POPSしか聴かない偏狭な日本人が増えている昨今、
『Manafon』を購入して聴いていること自体に意義がある?
10回くらい繰り返して聴くと、違った風景が見えて来るかも^^
by sknys (2009-10-06 01:01) 

びっけ

sknys さん、コメントありがとうございます。
その後、私もリピート・リピート・リピートで聴き続けておりますが、曲名と曲が一致しません。
これは、一曲一曲を味わうというよりもアルバム全体を通して ひたるべき音世界なのだろうと達観(したふり)しました。(^^;

確かに、取っつきにくいですよね・・・。(^^;
まぁ、今の季節には合うかな・・・と。
苔寺とか石庭とか竹林とか、そういうシチュエーションで聴いてみようかな・・・と、思ったりしています。
by びっけ (2009-10-06 23:07) 

びっけ

hituji さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-10-08 20:27) 

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