『WORLD CITIZEN 』 ryuichi sakamoto + david sylvian [デヴィッド・シルヴィアン]
J-WAVE の開局記念として、2003 年に作成されたCDです。
二つの曲から成っています。
一つは、『 WORLD CITIZEN (i won't be disappointed )』
この曲も嫌いではないけれど、より好きなのは もう一曲のほうです。
それが、『 WORLD CITIZEN 』です。
こちらは、David Sylvian の作詞・作曲です。
案外、サラッとした曲ですが、歌詞は結構 過激です。
ニューヨークの港に届くはずだった薬が放置されたせいで何千人もの子どもたちの命がうしなわれたとか
インドでダムが作られて人々は家と土地を失ったとか
どちらかというと、抽象的で内省的な詞を書くことが多いデヴィッドですが、この作品に関しては、直接的でリアルな詞で、驚きました。
この曲を作るに至った経緯を詳しくは知りませんが、政治や社会問題に関心が高い坂本教授に引っ張られて作った曲だろうなぁ・・・と思ったりもします。
最新作の『Manafon 』を聴いていると、デヴィッドの関心は、今は世界情勢という漠としたものではなく、個々人の内面?のような、より内なるものに向かっているような気がします。
しかし、私にとっては、そうした最近の曲よりも、このメッセージ色の強い『WORLD CITIZEN 』のほうが、はるかに解りやすく、胸にスーッと入ってくるのです。
二つの曲から成っています。
一つは、『 WORLD CITIZEN (i won't be disappointed )』
この曲も嫌いではないけれど、より好きなのは もう一曲のほうです。
それが、『 WORLD CITIZEN 』です。
こちらは、David Sylvian の作詞・作曲です。
案外、サラッとした曲ですが、歌詞は結構 過激です。
ニューヨークの港に届くはずだった薬が放置されたせいで何千人もの子どもたちの命がうしなわれたとか
インドでダムが作られて人々は家と土地を失ったとか
どちらかというと、抽象的で内省的な詞を書くことが多いデヴィッドですが、この作品に関しては、直接的でリアルな詞で、驚きました。
この曲を作るに至った経緯を詳しくは知りませんが、政治や社会問題に関心が高い坂本教授に引っ張られて作った曲だろうなぁ・・・と思ったりもします。
最新作の『Manafon 』を聴いていると、デヴィッドの関心は、今は世界情勢という漠としたものではなく、個々人の内面?のような、より内なるものに向かっているような気がします。
しかし、私にとっては、そうした最近の曲よりも、このメッセージ色の強い『WORLD CITIZEN 』のほうが、はるかに解りやすく、胸にスーッと入ってくるのです。
この曲は初めて聴きました。
静かでシンプルな曲なのに、どっしりとした重さと力強さを感じるのは、詞に込められたメッセージによるものなのでしょうね。
by pochi (2009-11-12 22:58)
pochi さん、nice!&コメントありがとうございます。
>どっしりとした重さと力強さを感じるのは、
>詞に込められたメッセージによるものなのでしょうね。
なるほど、そうですね!
あまり起伏のない淡々とした曲だけれど、印象に残るようになったのは、私も詞を知ってからでした。
by びっけ (2009-11-12 23:35)
J-WAVE・・・しばらく聴いてないな。^^;
私はFMヨコハマの開局が印象に残ってます。
「ヨコハマ」という響きがお洒落で・・・(笑
by たいへー (2009-11-13 08:02)
デヴィッド・シルヴィアンの曲、私にとっては詩もメロディも難解・・・と、いうイメージが強かったのですが、この曲は、スムーズに聴くことができました。
何故か、長く感じず、繰り返し聴きたくなります。
歌詞はこのような内容なのですね・・・。
ちょっと、「ヒール・ザ・ワールド」と重なりました。
それにしても、写真の教授、お若い・・・!
少年のように見えます・・・。
by 銀河の彼方 (2009-11-13 08:38)
詩を読みながら聞くと響きますね。
このようなメッセージのある曲は心に残ります。
by Betty (2009-11-13 11:20)
シルビアンの曲で、詩がよくハマらないときは..
とりあえず流して聴いてました(笑)
が、彼の歌の内省的なのと直接的なのは一見 反対側にあるようで、元はおなじところから来てるんではと、私の中では矛盾を感じさせないです。
そんな訳で内省的なものも重要ですが、こちらのタイプこそが名曲なんでは、と秘かに考えてます。 お題目をとってつけたような社会性の無効さや、 多数決という解決法は妥協でしかない、という事をいつも思い起こさせます。
ひとつ選べといわれたら Zero Landmine、 買い物中のスーパーでいきなり後ろからデビッドの声が聴こえ(イオン系でキャンペーンしてた) フラッシュバックしました。 おもわず2枚買ってました。 CDプレーヤー無いのに。
by てりー (2009-11-14 12:57)
@ミックさん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-11-14 20:26)
たいへーさん、nice!&コメントありがとうございます。
FM Yokohama! 時々聴いています。
番組内容も安定していて聴きやすいラジオ局だと思います!(^^)v
by びっけ (2009-11-14 20:28)
ムクさん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-11-14 20:29)
銀河の彼方さん、コメントありがとうございます。
>この曲は、スムーズに聴くことができました。
そうでしたか! 嬉しいです!
この動画の写真は、ちょっとズルっこです。(笑)
どう見ても、1980年代半ばの二人でしょう。
この曲が作られた2003年は、二人とも、もっとおじさんのはずです。(^^;
教授、髪が黒かったですね。
デヴィッドも美青年だったのに・・・。むせび泣き。
by びっけ (2009-11-14 20:32)
Betty さん、nice!&コメントありがとうございます。
メッセージ・ソングって、本当に心に残りますよね。(v_v)
by びっけ (2009-11-14 20:34)
ぼんくらオヤジさん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-11-14 20:36)
春分さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-11-14 20:44)
てりーさん、コメントありがとうございます。
『Zero Landmine 』も、メッセージ・ソングとして、心に強く残っています。
思えば、デビュー当時も「ローデシア」とか「ベルリン」とか政治色の濃い地名をよく使っていた彼ですが、その頃は、思想的なことよりもファッションの一部として、そうした言葉を使っていたように私は感じていました。
坂本龍一と組んだプロジェクトの場合は、メッセージを強く意識して作っているように思われます。
そして、これからは・・・。
変化(進化?)していく彼から、やはり目が離せないです。(^^;
by びっけ (2009-11-14 20:53)
hiro さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2009-11-14 20:54)