『ツバメのたび-5000 キロのかなたから』鈴木 まもる [絵本]
数年前まで、ご近所の車庫にツバメの巣があったのですが、ヒナがカラスに襲われ、その後、ツバメは来なくなってしまいました。
去年まで、近くのバス停のそばの家にツバメの巣があったのですが、その家が取り壊され駐車場になり、ツバメは来なくなってしまいました。
それでも、外を歩いていると、道路の上を低く滑空するツバメの姿を見かけるようになり
(あぁ、今年も子育て、がんばっているのね)
と、ちょっぴり嬉しくなります。
この絵本は、方向が少し変わっています。
方向・・・ツバメの移動する方向です。
写真絵本や科学絵本などは、日本で子育てをして、やがて南の国へ渡っていくツバメ・・・という視点で描かれているものが多いのですが
この絵本は、「ツバメが、マレーシアから日本に渡ってくる」という視点で描かれているのです。
特に印象的なのは、最後のページのこの文章。
やっと あえた とうとう あえた
きみたちが ぼくを よんでいたんだ
このために ぼくは とんできたんだ
そう、ツバメが 遥か 5000 キロを旅して日本に来るのは、きみたち(自分の子ども:ツバメのヒナ)に めぐり逢うためだったのです。
ツバメ視点の上空から見る絵も ダイナミックです。
マレーシアの農村
↓
海上
↓
日本(レンゲ畑 → 車の多い町 → 商店街の軒先)
と移り変わる景色を通して、5000 キロという距離を実感できます。
・躍動感あふれる ツバメが飛ぶ姿
・移り変わっていくダイナミックな景色
・簡潔でリズミカルな文章
この絵本からは、生きる力、命を育てることの強さと尊さを感じさせられました。
去年まで、近くのバス停のそばの家にツバメの巣があったのですが、その家が取り壊され駐車場になり、ツバメは来なくなってしまいました。
それでも、外を歩いていると、道路の上を低く滑空するツバメの姿を見かけるようになり
(あぁ、今年も子育て、がんばっているのね)
と、ちょっぴり嬉しくなります。
この絵本は、方向が少し変わっています。
方向・・・ツバメの移動する方向です。
写真絵本や科学絵本などは、日本で子育てをして、やがて南の国へ渡っていくツバメ・・・という視点で描かれているものが多いのですが
この絵本は、「ツバメが、マレーシアから日本に渡ってくる」という視点で描かれているのです。
特に印象的なのは、最後のページのこの文章。
やっと あえた とうとう あえた
きみたちが ぼくを よんでいたんだ
このために ぼくは とんできたんだ
そう、ツバメが 遥か 5000 キロを旅して日本に来るのは、きみたち(自分の子ども:ツバメのヒナ)に めぐり逢うためだったのです。
ツバメ視点の上空から見る絵も ダイナミックです。
マレーシアの農村
↓
海上
↓
日本(レンゲ畑 → 車の多い町 → 商店街の軒先)
と移り変わる景色を通して、5000 キロという距離を実感できます。
・躍動感あふれる ツバメが飛ぶ姿
・移り変わっていくダイナミックな景色
・簡潔でリズミカルな文章
この絵本からは、生きる力、命を育てることの強さと尊さを感じさせられました。
タグ:絵本
caramelpapa さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-19 21:46)
中にはガラスにぶつかってくる、
お間抜けな奴もいるのよ・・・^^;
by たいへー (2011-05-20 07:35)
5000キロも飛ぶんですか~
ツバメは何年生きられるんでしょうか。
我が家の軒先にも巣がありましたが、カラスや蛇にやられて
今は来ませんね。
来てくれたら嬉しいけど、フンの始末も大変だし^^
南の国に帰りそびれたツバメと王子様の銅像のお話って
どんなんでしたっけ?
まだびっけさんのブログで未紹介だったらぜひ!
by barbermama (2011-05-20 07:57)
今住んでいるところはまったくですが、実家近くは毎年ツバメが巣をつくっている集落でした。
巣のあとがたくさんあるおうちは、昔からあるおうち。
ツバメが巣を作ってもそのままにしている大らかなオウチっていうカテゴリーでしたね。もちろん、小学生目線ですが。
今でも「無視が下りてきてる。そろそろ雨?」
みたいな感覚が残っています。
by マアカ (2011-05-20 21:32)
manamana さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-23 20:22)
たいへーさん、nice!&コメントありがとうございます。
ガラスにぶつかる・・・痛そう! (>o<)
ツバメさん、しっかり前を向いて飛ぼうね!
by びっけ (2011-05-23 20:25)
barbermama さん、nice!&コメントありがとうございます。
ツバメの寿命・・・ネットで調べてみたら、ヒナのうちに死んでしまったり、渡りの途中で死んでしまったりで、1.5 年くらいと短いようです。
ツバメと王子の話は、「幸福な王子」オスカー・ワイルド作ですね。
あの話は泣けます。(;_;)
クリスマスシーズンの記事にしようかな。
by びっけ (2011-05-23 20:34)
夢空さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-23 20:35)
春日淳樹さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-23 20:35)
kiyo さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-23 20:36)
マアカさん、nice!&コメントありがとうございます。
私も子どもの頃は、ツバメの巣がある家は、なんとなく幸せがくるような雰囲気を感じていました。
ツバメが低く飛ぶと雨・・・ですよね。(^^)v
by びっけ (2011-05-23 20:38)
tomuyamu9n さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-23 20:41)
@ミックさん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-23 20:42)
thisisajin さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-23 20:44)
DSilberling さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-23 20:45)
galapagos さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-05-30 20:01)
Shin.Sion さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-06-06 21:37)
going さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2011-06-06 21:43)