『龍の子太郎』松谷みよ子 [児童書]
2012 年の幕開け!
今年も よろしくお願いいたします!
今年も よろしくお願いいたします!
「辰」年にちなんで、今年最初の記事は『龍の子太郎』にしましょう。
小学五年生の時、国語の時間に担任の先生が『龍の子太郎』を朗読してくださいました。
決して短い話ではないので、何時間も かかったように記憶しています。
その時の先生の声が、今も耳によみがえってきます。
太郎には お母さんが いません。
いや、お母さんはいるのだけれど、人間ではなく龍になってしまっているのです。
太郎のお母さんは、どうして龍になってしまったのか?
太郎が生まれた村は米などできないくらい土地がやせている貧しい村でした。
少ない食べ物は皆が分け合わなければ、とても暮していかれません。
でも、太郎を身ごもっていた母は村の掟を破ってイワナを三匹食べてしまいます。
そして・・・龍になってしまったのでした。
太郎は、おばあさんに育てられましたが、赤ちゃんの頃は不思議な玉をしゃぶって育ちました。
その玉は龍になったお母さんが、おばあさんに渡したものです。
それは龍の目でした。
盲目になってしまった龍は北の湖へと行ってしまいます。
成長した太郎は、母に会うために、その北の湖を目指し旅にでます。
この話で担任の先生は国語の授業をしつつ、社会の授業もしていたように思います。
肥沃な土地か、気候の厳しい土地か、その生まれた土地によって貧富の差ができてしまうこと。
でも、そのことにあきらめてしまうのではなく、やせた土地でも何かしら工夫をしていくことが大切なこと。
太郎と龍は、やせた土地を豊かな土地にするため山を崩し湖の水を流そうとします。
目の見えない母龍を導くため、太郎が背中に乗り、山に何度も何度も体当たりをして・・・。
辰年の今年、この本をもう一度、読み直してみようかと思っています。
先生の声を思い出しながら・・・
タグ:児童書
なんか
龍になった理由が
悲しかった思い出があります
子供だったんだな
by caramelpapa (2012-01-02 22:12)
(*≧∇≦)ノ<A Happy New Year♪
今年もよろしくお願いいたしますっ おはる
by haru (2012-01-03 00:44)
自分が小学校2年生の時の担任は、
この本を教材に授業をされました。
2年生には結構難しい本ですが、先生の挑戦だったのでしょうね。
そうだ、息子に読んであげようかな。
by manamana (2012-01-03 06:51)
松谷みよ子だったんですね~
私、これを映画で観ました。
映画が大好きなのに娘が赤ちゃんの間は我慢して
3歳になって初めて映画館に連れて行くのに選んだ映画だったんです。
娘は食い入るように映画に見入っていたのに
一緒に連れて行った近所の一才年上の子が落ち着きなく
座席の間を走り回っていたのでそちらに気を取られ、
内容はほとんど覚えていません。。。
覚えているのはナレーションが吉永小百合だったということだけ。
母親の声が彼女だったということなのかな。
この本は機会があったら読んでみたいですが
映画もどこかで放映してくれないかな・・
by barbermama (2012-01-03 10:16)
こんな話がある日本はやはり誇れる国ですね。
そもそも貧しいのに努力と仲間を思う気持ちで豊かな国を築いたのだから。
本年も小さくても何か貢献できるようにしないとな。小さく決意する次第。
本年もよろしくお願い致します。
by 春分 (2012-01-03 10:38)
今年も時々お邪魔させて頂きます。(笑;)
by YaCoHa (2012-01-03 21:20)
caramelpapa さん、nice!&コメントありがとうございます。
イワナ三匹食べただけで、掟破りで龍になる・・・貧しいって辛いなぁと子供心にせつなく思ったことを覚えています。
(;_;)
by びっけ (2012-01-03 23:05)
haru さん、nice!&コメントありがとうございます。
こちらこそ、今年も よろしく!です!
by びっけ (2012-01-03 23:07)
ハマコウさん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2012-01-03 23:11)
manamana さん、nice!&コメントありがとうございます。
二年生でも、特に太郎の冒険のくだりは引き込まれ、ハラハラしたのではないでしょうか?
小学生時代の授業って、案外、覚えているものですね。
息子さんも気にいってくれると思います!
by びっけ (2012-01-03 23:25)
hypo さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2012-01-03 23:26)
barbermama さん、nice!&コメントありがとうございます。
まぁ! 映画(確かアニメですよね?)をご覧になったのですか!
3歳のお嬢さんが、しっかり見ていたというのはすごいなぁ。
連れのお子さんのために、barbermama さんが、よく観れなかったというのは残念でしたね。
私は映画は観ていないので、ぜひ観てみたいです!
by びっけ (2012-01-03 23:29)
春分さん、nice!&コメントありがとうございます。
>小さくても何か貢献できるように
同感です。
小さなことでも、ひとりひとりがコツコツと取り組んでいけば、きっと良い方向に変わっていくことができるように思います。
こちらこそ、今年も よろしく お付き合いくださいませ!
by びっけ (2012-01-03 23:36)
YaCoHa さん、nice!&コメントありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いいたします!(^^)v
by びっけ (2012-01-04 00:26)
遅ればせながら明けましておめでとうございます!
今年も訪問させて頂きますのでよろしくお願いしますm(__)m
by HINO (2012-01-06 21:01)
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします(*^_^*)
楽しい、懐かしい記事☆よろしくねん♪
by 夢空 (2012-01-06 22:40)
HINO さん、コメントありがとうございます。
こちらこそ、BUMP の話が、いろいろできたら嬉しいです。
今年もよろしくお願いします!!
by びっけ (2012-01-08 15:23)
夢空さん、nice!&コメントありがとうございます。
懐かしネタも、思い出せる限り、書いていけたらと思います。
こちらこそ、今年もよろしくお願いしマウス!
by びっけ (2012-01-08 15:26)
春日淳樹さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2012-01-11 23:40)
びっけさん、遅れましておめでとう。
「辰年」=「竜」で思い出すのは石森章太郎の「龍神沼」かしら?
『龍の子太郎』の母親と同じように「龍神」も女性の姿で描かれています。
某クリアランスセールでは「竜」ではなく「猫」を2匹捕獲しました。
辰年もよろしくね^^
by sknys (2012-01-13 23:56)
sknys さん、コメントありがとうございます。
「龍神沼」は読んだことがありません。
ネットで探して、細切れながら紹介しているページを見つけて読んでみました。
なんとも美しい作品ですね。
龍が持つ哀しさを表現するのに女性は適しているのでしょうか?
二匹の猫!? クリアランスセール??
猫ジャケの CD か本かしら?
こちらこそ、今年も よろしくお願いいたしマウス!
by びっけ (2012-01-14 19:15)
こんな遅いコメントでごめんなさい。『龍の子太郎』私は小学校1年生の時に担任の先生が読んでくれました。それで感想文を書いてとても褒めてもらったことを覚えてます。(もう半世紀近く前のことになんですけどね)思い出の作品です。
ついでに、石森章太郎の「龍神沼」は、石森章太郎の「マンガ家入門」で読みました。シンボリックな心理描写が美しい漫画です。
by しーちゃん (2012-01-16 12:59)
しーちゃんさん、nice!&コメントありがとうございます。
おおっ! 小学一年生で!
どんな感想文だったのでしょう?
一年生の女の子、しーちゃんが感じたことをいっしょうけんめい、言葉にして原稿用紙に書いていったのでしょうね。
「龍神沼」・・・確かにマンガの大事なエッセンス(ノウハウ)を詰め込んでいる作品のように感じられました。
by びっけ (2012-01-16 19:14)
今更ながら、トラバさせていただきましたv
まんが日本昔話で「八郎潟の八郎」というお話でも、
イワナ3匹食べちゃった人が竜になってました。
妊婦の食欲は止められないですよね///
by 春日 淳樹 (2012-03-06 09:41)
春日淳樹さん、トラバ&コメントありがとうございます。
>まんが日本昔話で「八郎潟の八郎」というお話でも、
>イワナ3匹食べちゃった人が竜になってました。
あっ! そうでしたか!
案外、その昔話をもとに書かれているのかも。
>妊婦の食欲は止められないですよね///
(>o<)そうそう! これは経験者ならではの感想ですよね。(笑)
by びっけ (2012-03-12 10:10)