『早春賦』のあやにく？

四国や九州で、チラホラ桜の開花宣言が出されているというのに
暑さ寒さも彼岸まで・・・と言う言葉があるのに
朝はまだまだ寒いし、風も冷たいです。
まさに、この歌のとおりです。

『早春賦』　　　作詞：吉丸一昌　　作曲：中田章

♪　春は名のみの　風の寒さや

この曲を知ったのは高校生の頃。
卒業式で歌いました。
卒業生としてではなく、送る立場の在校生（2 年生）だったと思います。

おそらく、歌詞の解説もあったのだろうけれど、ちゃんと聞いてなくて、意味不明のまま歌っていました。

春＝菜の花・・・だから「春は菜の実の～」だと思っていたし
「葦は角ぐむ」・・・角ぐむ？、葦がツンツンと とんがっている様？
そもそも『早春賦』の「賦」って見慣れない漢字だし

極めつけは、「さては時ぞと思う　あやにく」の「あやにく」って何？
「あやにく」・・・不謹慎ながら、同窓生のあやちゃんのことを思い浮かべながら「あやちゃんの肉？」と思いながら歌ってました。
ちなみに、あやちゃんはスリム体型です。
あやにく・・・今もって わかりません。（＾＾；

こちらの CD は鮫島有美子さんの歌唱による『早春賦』です。

早春賦~日本の愛唱歌

• 　呉恵珠,コロムビア・オーケストラ,アンサンブル1960,ドイチュ(ヘルムート),塚田佳男
• 　コロムビアミュージックエンタテインメント
• 　2003/07/23
• 　CD

タグ：音楽

コメント 10

歌詞の意味が
全くわからないけれど
好きでした

春は名のみの　風の寒さや
ここだけでも
充分格好いい


安曇野って
博多の阿曇氏が移り住んだ場所
だから安曇野なのですね

海人族阿曇氏
小山ゆうさんの「あずみ」も
そんなところから名付けられたのかも？

　　
by caramelpapa (2012-03-29 08:24) 

マチャさん、nice！ありがとうございます！
by びっけ (2012-03-29 22:06) 

caramelpapa さん、コメントありがとうございます。
確かに意味不明の箇所があっても、きりっとしていて品の良い歌ですよね。

なぜに安曇野の話？・・・と思って調べたら、この歌は安曇野のことを歌った歌だったんですね。
（＾＾；　それすら知りませんでした。
by びっけ (2012-03-29 22:13) 

夢空さん、nice！ありがとうございます！
by びっけ (2012-04-01 18:58) 

「あやにく」は「生憎」の古い言い方なのですね。
語の切れる部分がわかりにくくしているのだなぁ。
「賦」は、私は「賦香」(香りをつけること)でしか使わない字だな。
勉強になりました。

by 春分 (2012-04-02 07:06) 

春分さん、nice!＆コメントありがとうございます。
おぉっ！　あやにく＝生憎でしたか！
さらには、「賦香」という言葉も初耳でした。
ご教授、ありがとうございます！
ブログに書けば、きっとどなたかが教えてくださるだろうと甘えております。
by びっけ (2012-04-02 10:04) 

しまふくろうさん、nice！ありがとうございます！
by びっけ (2012-04-05 21:25) 

音楽教師の娘ならわかると思い聞いてみたら
「もちろん知ってるよ！意味をちゃんとノートに書いてある」と頼もしい返事。
でも肝心のノートが行方不明で、忙しい娘に探してくれとも言えず、不確かなことは書けないと黙っておりました。
「あやにく」については春分さんと同じ事を言っていましたよ。
by barbermama (2012-04-06 13:54) 

barbermama さん、nice!＆コメントありがとうございます。
お嬢さん、そうでした！　その道のプロでしたね！
先生方は、新学期で超多忙な時期。どうぞ、休日はゆっくり休ませてあげてくださいませ。
そして、「あやにく」情報も ありがとうございます。

by びっけ (2012-04-07 16:04) 

caramelpapa さん、nice！ありがとうございます！
by びっけ (2012-05-16 08:27)