『Tin Drum(錻力の太鼓)』 JAPAN [デヴィッド・シルヴィアン]
デヴィッド・シルヴィアンが在籍していたロック・バンド JAPAN が出した最後のスタジオ・アルバムが『Tin Drum(邦題:錻力の太鼓)』です。
このアルバムタイトルを知った時、ギュンター・グラスの小説『ブリキの太鼓』にインスパイアされたのかな?と思ったのですが、アルバムのジャケット写真や収録曲の曲名を見る限り、そういう印象は受けません。
むしろ、テーマはアジア・・・とりわけ「中国」という印象です。
収録曲
1. Art Of Parties
2. Talking Drum
3. Ghosts
4. Canton
5. Still Life In Mobile Homes
6. Visions Of China
7. Sons Of Pioneers
8. Cantonese Boy
アルバム『錻力の太鼓』は、JAPAN の数少ないアルバムの中でも
最強・最高!
JAPAN の音楽の集大成!
・・・などなど、評価の高いアルバムです。
しかし、私にとっては、JAPAN のアルバムの中で一番思い入れの少ないアルバムです。(^^;
2 曲目の『Talking Drum 』は、曲名どおり、スティーヴ・ジャンセンのドラムが前面に出ている曲で好きなのですが、後半に日本の伝統芸能「能」を想起させる声が入ってきて、それがちょっと気に入りません。
ヨーロッパ人(イギリス人)のデヴィッドが感じるアジアのイメージと、現実にアジア人(日本人)として生きている私との感覚に、ズレを感じちゃうんですよね。
それは仕方のないことだし、当然だと思うけれど、なんとなく、あの「能」のような声が聞こえてくると白けてしまうのでした。
ということで、このアルバムで気に入っている曲は
3 曲目の『Ghosts 』と 6 曲目の『Visions of China 』です。
以前、記事に書いていましたね。
『Ghosts 』 JAPAN
『Visions of China 』 JAPAN
中国モードの PV 『Visions of China 』は、Youtubeにあります。
このアルバムタイトルを知った時、ギュンター・グラスの小説『ブリキの太鼓』にインスパイアされたのかな?と思ったのですが、アルバムのジャケット写真や収録曲の曲名を見る限り、そういう印象は受けません。
むしろ、テーマはアジア・・・とりわけ「中国」という印象です。
収録曲
1. Art Of Parties
2. Talking Drum
3. Ghosts
4. Canton
5. Still Life In Mobile Homes
6. Visions Of China
7. Sons Of Pioneers
8. Cantonese Boy
アルバム『錻力の太鼓』は、JAPAN の数少ないアルバムの中でも
最強・最高!
JAPAN の音楽の集大成!
・・・などなど、評価の高いアルバムです。
しかし、私にとっては、JAPAN のアルバムの中で一番思い入れの少ないアルバムです。(^^;
2 曲目の『Talking Drum 』は、曲名どおり、スティーヴ・ジャンセンのドラムが前面に出ている曲で好きなのですが、後半に日本の伝統芸能「能」を想起させる声が入ってきて、それがちょっと気に入りません。
ヨーロッパ人(イギリス人)のデヴィッドが感じるアジアのイメージと、現実にアジア人(日本人)として生きている私との感覚に、ズレを感じちゃうんですよね。
それは仕方のないことだし、当然だと思うけれど、なんとなく、あの「能」のような声が聞こえてくると白けてしまうのでした。
ということで、このアルバムで気に入っている曲は
3 曲目の『Ghosts 』と 6 曲目の『Visions of China 』です。
以前、記事に書いていましたね。
『Ghosts 』 JAPAN
『Visions of China 』 JAPAN
中国モードの PV 『Visions of China 』は、Youtubeにあります。
2010-01-23 19:57
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コメント(11)
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オタマジャクシさん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2010-01-23 20:54)
日本のTV番組でもひどいですよね、イギリスの紹介番組なのにモーツアルトの曲がバックに流れてたり。こういう壁はお互い、相当本気で相手の文化を学ぶ気持ちがないと乗り越えられないのかも^^;
by ぼんくらオヤジ (2010-01-23 21:33)
それまでなかなか認められなかった評論家陣をはじめ技術的なところでも評価の高い一枚ではありますが・・それこそしぶとく取れない‘お化粧系中身無し’バンドイメージをふり切るための? ことさら力がはいった 「ぇえーいどうじゃこれでもか」感が、 あっ言っちゃった! これで解散は残念よりも妙に脱力感で... 本来やりたかったのは何なんでしょか。
話しは代わりますが、ライブに行くことが無かったので今どきネットでyoutube見るようになって気付いたこと。 彼ら昔から全員スニーカー愛用でデビッドはオフでたまにローファーはく時もありましたが、上が皮ジャン・スーツ・レディースだろうと何だろと、皆相当履き慣れた感のをはいてた記憶あり。ちぐはぐでダサい、全体バランスが足小さくてサザエさん.. 、おすピーチェック入りそう, MLでなんか言われた気もするが,
それが解散ライブの映像見まして、スタイリスト付いてメンビギスーツの肩パッド(笑)は当時としてキメキメのはず・・ でも足元が。ちいさい。 映画スター的カツカツ鳴りそうな硬い革靴は... ステージ上で再生まえの音を耳でひろうのにはNGなんです。
レコードと微妙にちがうノリ(この曲あと打ちだっけ?)とかも気になったけど、それに気付いたときに、あたり前だけどこいつらミュージシャンなんだ って。 他のなにより先にまずあるんだって もうね、それだけでなんか感動しちゃって、それぞれがてんでに今何してても構わなくなりました。
ずいぶん書いてしまったわ...。 それとミックのカニ歩きより、虎張り子首振りが気になります。 首大丈夫か(笑)
by 流れ者てりー (2010-01-24 01:09)
昨日の記事を読んで「JAPANだ!」と、まさに書き込みしようとしてたところでした(笑)
Visions of Chinaは、こちら(http://www.youtube.com/watch?v=O_F7LG3oX18)も中国なイメージですよねー。
CANTONのステージの竹のイメージが、bamboo musicとbamboo housesにつながる感じです o(^_^)o
by 灯台長 (2010-01-24 01:17)
ぼんくらオヤジさん、nice!&コメントありがとうございます。
そう言われれば、ヨーロッパ各国の文化についての知識、私もかなりあやふやです。(^^;
お互いをリスペクトする気持ちがあれば、ちゃんと確かめたり調べたりしてから行動できるのでしょうね。
by びっけ (2010-01-24 22:27)
流れ者てりーさん、コメントありがとうございます。
見てくれだけのバンドと最初に思われちゃったのは、ある程度、プロデューサーやレコード会社の戦略でもあったと思うので、いたし方ないかな・・・と。
デヴィッド・シルヴィアンに初めて会った時、マネージャーのサイモンは
「ミック・ジャガーとブリジッド・バルドーの混血」
と閃いて、そういう路線で売ろう!と思ったらしいですから。(^^;
ミック・カーンのパフォーマンスは、本当に独特でしたよね。
あの蟹歩き走行! 見かけ以上に速くて、もっともっと広いステージで見たい!と思ったものです。(笑)
by びっけ (2010-01-24 22:43)
灯台長さん、nice!&コメントありがとうございます。
あっ! オイル・オン・キャンバスツアーの映像ですね!
教えていただいてありがとうございます!
そうでした。
『Bamboo music 』と『Bamboo houses 』は竹(中国)のイメージを引き継いでいる曲でしたね。
by びっけ (2010-01-24 22:50)
@ミックさん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2010-01-24 22:50)
花乃子さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2010-01-24 23:05)
懐かしすぎます(涙)
コンサートでは赤い人民服を着て歌っていました。
当時はLPからカセットテープに録音してデートの時に車の中で聞いていました。
彼氏の反応は ‐_‐ハテ? ←こんな感じ。
by ルゥルゥ (2010-01-27 09:34)
ルゥルゥさん、コメントありがとうございます。
まぁ、赤い人民服ですか!! わかりやすいけれど派手だなぁ!(笑)
デート・ソングには・・・??かもしれませんね。(^^;
by びっけ (2010-01-27 23:55)