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『トイレット』で聴くリストの『ため息』 [映画]

題名が題名なので敬遠していたのですが、良かったです。
2010年、荻上直子監督作品の『トイレット』

舞台はカナダ、緑が多い落ち着いた街並みが素敵です。
母を亡くし、一緒に暮すことになった家族の物語です。

長男モーリー(デイヴィッド・レンドル): ピアノが得意な ひきこもり青年。
次男レイ(アレックス・ハウス):主人公。研究室勤務。ガンプラ?おたく。
長女リサ(タチアナ・マズラニー):ちょっとトンガッた女子大生。
センセー(猫):シーンをつなぐアクセントになっていて和みます。

ばーちゃん(もたい まさこ):亡くなったママのお母さん。

ばーちゃんはカナダに来て間もないらしく、英語がよくわかりません。
なので、孫たちとも、まったく喋りません。
ひたすら無言で、孫たちを見つめ、話を聴き・・・表情もいつも能面のような無表情です。
でも、なんとなく、伝わってくるんですよね。
見守ってくれているという感じが・・・。

この映画で、ばーちゃんが喋るのはたった二言。
でも、その二言が、いい!
なんだかジーンとしました。

この映画は音楽の選曲も いいなぁと思います。
特にリストの『ため息』!
私の好きな曲なので、もうこれだけで(お気に入り 決定!)でした。(笑)

ところで、ピアノのうまい兄モーリーを演じる役者ですが、私にはどうしても、背の高い武田真治に見えてしょうがなかった。(^^;
さらには、ばーちゃんを演じた もたい まさこ。
顔つきや髪型は老女の雰囲気だけれど、首回りや料理をする手元が映ると、(ばーちゃんという年齢にしては若いよね)と思う張りとツヤ。(^^;

エンドクレジットに某メーカーの名前がドーンと大きく書かれているのには笑えました。
日本のものづくり技術、すごいぞ!(爆)






トイレット.jpg

トイレット [Blu-ray]

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リストの『ため息』は、フジ子・ヘミングの演奏で知りました。
哀愁がありつつ、やさしく、たおやか・・・美しい曲です。


奇蹟のカンパネラ.jpg

奇蹟のカンパネラ

  •  フジ子・ヘミング,ショパン,リスト
  •  ビクターエンタテインメント
  •  1999/08/25
  •  CD


◆ 関連過去記事 ◆

 『かもめ食堂』の料理

 『ラ・カンパネラ』フジ子・ヘミング


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『風が強く吹いている』 [映画]

今日は体育の日。
ハッピー・マンデーで、体育の日が 10 月 10 日から第二月曜日になって久しいですが、今年は奇しくも 10 月10 日が第二月曜にあたっていて、昔の体育の日気分で過ごせ、ちょっぴり嬉しいです。(笑)

体育の日だからといってスポーツを楽しむわけではないのですが、こんな映画を観て、体育の日気分を盛り上げました。(^^;

『風が強く吹いている』、2009 年、大森寿美男監督作品。



風が強く吹いている.jpg

風が強く吹いている [DVD]

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箱根駅伝に初挑戦する弱小陸上競技部の話です。

なんと言っても、蔵原 走(くらはら かける)役の林遣都のランニングフォームが見事です!

九区を駆け抜ける走(かける)のシーン、スローモーションのシーンも足の回転が速くて感心しました。
林遣都くんは、映画『バッテリー』でも、クールなスポーツマン(野球選手)を演じていましたが、運動の所作が丁寧で綺麗な人ですよね。

花の二区を走るムサを演じるのは、白戸家のおにいちゃんことダンテ・カーヴァー。
確かに箱根駅伝ではアフリカ系の留学生が活躍しますが、ダンテさんは大柄すぎてちょっと駅伝選手っぽく見えないかなぁ。(^^;
仲間たちに
「二区は同郷の人(アフリカ人)も 走るから、いろいろ話せて楽しいんじゃない?」
と言われたけれど
(話しかけたけれど、話が かみ合いませんでした・・・)
というモノローグが流れるところが、せつないような苦笑してしまうような・・・。

マンガ大好きな王子(中村優一)の部屋は、マンガ雑誌やコミックが山のように積まれていて、マンガ好きにはたまらないお部屋ですね。
でも、あんなふうに山積みでは読みたい本が探しづらいから、本棚に綺麗に並べて整理してあげたい!(笑)

それにしても、強豪校の駅伝部。
部員の多さと、資金が潤沢なところ(夜間の練習に付き添う車に照明灯)にビックリです。
さらに、予選会も知らない事ばかりで面白かったです。
全員が一斉に走ってタイムで競うとは!
膨大な人数だから、スタート地が滑走路とは!

人間たちの演技以上に、竹青荘のマスコット犬ニラが可愛かった!
お散歩の必需品(ポリ袋)を首輪にぶら下げて、部員のランニングに一緒に走ってついていくシーンが大好きです。


原作は、三浦しをん。
未読なので、この読書の秋に読んでみようと思います。



風が強く吹いている 三浦しをん.jpg

風が強く吹いている (新潮文庫)

  •  三浦しをん
  •  新潮社
  •  2009/06/27
  •  文庫

タグ:映画 2000年代
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『ベンジー』 [映画]

ソフトバンクの白戸家のお父さん(犬)が魅力的なのは、あの口パクに合わせて喋る北大路欣也の声によるところが大だと私は思っています。
それが何より証拠には、音声を消した状態で、あの CM を見ても、さほど面白くありません。(^^;

さて、映画やテレビドラマにも、たくさんの名犬が出演してきました。
その中でも、(あれは名犬だったなぁ)と思い出されるのが、ベンジー君です。

『ベンジー』は 1974 年、ジョー・キャンプ監督作品です。



ベンジー.jpg

ベンジー [DVD]

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ベンジーは野良犬です。
でも街の人々の生活にしっかり溶け込んでいます。
チャップマン家には、新聞少年から預かった新聞を届けてドッグフードをいただき
そのご近所の家の白猫を追いかけて
公園では警官の相談相手になってポップコーンをもらい
コーヒーショップのおじさんに開店の時間を知らせて骨をもらう。

そんな日常を送っていたベンジーにガールフレンドができます!
チャップマン家の兄妹が名前をつけてくれました・・・その名は、ティファニー!

ベンジーは決して口パクで喋ったりはしませんが、犬らしい演技力で魅せてくれます。
街の中、公園の中、家の中を、ある時は散歩気分でトコトコと歩き、ある時は全速力で走り、ある時はしょんぼりとぼとぼと歩く姿
表情・・・特に目の演技が秀逸で思慮深さを感じさせます。
そして、嬉しい時に ちぎれそうに振るシッポ!
恋人との会話も、正調「ワンワン」です。・・・あれっ?ハリウッド映画だからバウワウかな。(笑)

誘拐されたチャップマン家の兄妹を無事に助け出すことに成功する賢い犬を好演しています!

この映画は、確か映画館で見たはずです。
健気なベンジーの姿に、ちょっぴり泣いたような気がします。(^^;


タグ:映画 1970年代
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『サマーウォーズ』 [映画]

テレビアニメ「デジモン・アドベンチャー」の監督は細田守でした。
その細田守が監督したアニメ映画 『サマーウォーズ』は 2008 年の作品です。





不覚にも劇場で上映されていた時は見逃してしまい、テレビで見ました。その時は
(ふーん、まぁ面白いかも・・・)
と、ややあっさりめの感想でした。・・・が!
その後、レンタルした Blu-ray を見て
(あらら! テレビ放送は、いろいろなところをカットしてたのね! オリジナルは俄然面白いじゃん!)
と感想が変わりました。

私がボーっと見ていたのでテレビ版では見逃していたのかもしれないけれど
了平がピッチャーとして出場している高校野球の試合経過とか
佳主馬(かずま)が、どうして祖父の万助(漁師)を「師匠」と呼ぶのか・・・など、カットされていたような気がするんですよね。

特に、佳主馬が以前はいじめられっ子で、祖父の万助が遠隔地からネットで少林寺拳法を教えていたというエピソードが好きです。

『サマーウォーズ』の戦いそのものはバーチャルなネット世界での戦いなのだけれど、それが現実世界とリンクして、水道管から水が噴出したり、信号が止まったり、果ては帰還する小惑星探査機アラカワの進路まで・・・!
私自身は理系のあれこれに疎いのですが、それでも
(この設定は どうよ? ありえないのでは?)
というところも、多々あります。

いやいや、この映画は そういうところじゃなくて、大家族の持つパワーと、都会の核家族で暮してきた少年との感動的な邂逅がメインテーマよね・・・と ひとりごちつつ、大好きな映画です。



サマーウォーズ.jpg


◆ 関連過去記事 ◆

 『時をかける少女』の紺野真琴


タグ:映画 2000年代
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『 7 月 24 日通りのクリスマス』の中谷美紀と大沢たかお [映画]

大沢たかお と中谷美紀・・・と言えば、この前まで熱心に見ていたドラマ「JIN-仁-」の二人なわけですが、そう言えば、この二人が恋人を演じている映画がありました。
2006 年、村上正典監督作品 『 7 月 24 日通りのクリスマス』



7月24日通りのクリスマス.jpg


舞台は長崎。
でも、7月24日通りというのは長崎にある通りの名前ではなくて、リスボンにある通りの名前。
主人公のサユリ(中谷美紀)の憧れの場所なのです。

中谷美紀が市役所勤務、メガネっ子、髪も眉もボサボサで冴えなくて、趣味は少女マンガ!という女性を演じています。
憧れだった大学の先輩 聡史(大沢たかお)と OB 会で再会し、その後デートに誘われ恋心に火がつくサユリ。
一方、サユリが行きつけの書店の店員 森山(佐藤隆太)からも好きだと告白されてとまどうサユリ。
彼氏いない歴 20 云年のサユリに、モテ期到来!
果たして、サユリはクリスマスを誰と迎えることになるのでしょうか!?

この映画はケーブルテレビで放送されているのを観たのですが、てっきり 10 年以上前の映画かなぁと思っていました。
なので
(それにしても中谷美紀って今と変わらないなぁ。昔から年齢より落ち着いた感じだったのかなぁ?)
(あれ? YOU も出てるけれど、今とほとんど変わってない。そうか、昔からこんな感じだったんだ)
(あれあれ? のだめの上野樹里も出てるんだ。この頃から、のだめの雰囲気だったのね)
(あれあれあれ? 佐藤隆太も変わってない・・・・・・????)

釈然としないまま見終えて、制作年を調べてみたら、2006 年の映画でした。
そりゃぁ、見かけが変わらないはずだわ・・・しかし、それにしては、ストーリーが古臭くない?!

あまりにも少女マンガチックな展開でありながら、主演の二人が結構、大人な女優と俳優なので、なんだか違和感ありまくりの映画でした。(^^;

☆ 主人公のサユリが大好きな漫画として、いがらしゆみこのマンガが出てくるところは、ファンの人は嬉しいかも。


タグ:映画 2000年代
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『フィフス・エレメント』 のゲイリー・オールドマンも さることながら神父様は小鹿番? [映画]

1997 年、リュック・ベッソン監督作品 『フィフス・エレメント』
結構、好きな映画です。(笑)



フィフス・エレメント.jpg

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ストーリー自体は、まぁ荒唐無稽ってやつです。
謎の女性、リー・ルー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)と、タクシー運転手で、案外オレンジが似合うコーベン・ダグラス(ブルース・ウィリス)は果たして地球の危機を救えるのか?
地球の危機を救う第五の要素とは・・・!

ハチャメチャな展開だけれど、そのハチャメチャぶりが小気味良いです。

特にお気に入りなのは、ぶっ飛んだクレイジー悪漢ぶりが冴えているゲイリー・オールドマン。
武器商人ゾーグを演じています。

この映画を初めて見たのはテレビの吹き替え版でした。
その日本語訳が、これまたクールでした!
ゾーグが
「ぼくちゃん」
と言うシーンは、彼の冷酷非情で、実はお子ちゃまぶりがうかがえて面白い吹き替えでした。

と同時に、映画を観ながら、どうしても(???)だったのが、コーネリアス神父を演じていた俳優!
イアン・ホルムなのですが、私にはどう見ても日本人俳優の小鹿番にしか見えませんでした。
(^^;



タグ:1990年代 映画
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『メイフィールドの怪人たち』 のトム・ハンクスと元レイア姫! [映画]

最近、ご近所さんが引越しました。
今は空き家になっています。
次は、どんな家族が引っ越してくるのでしょうか?

間違っても、この映画のような家族ではないことを祈りつつ・・・。
『メイフィールドの怪人たち』、1989 年 ジョー・ダンテ監督作品です。



メイフィールドの怪人たち.jpg


メイフィールドという閑静な住宅地に住んでいるピーターソン一家。
ルイ(トム・ハンクス)とキャロル(キャリー・フィッシャー)夫婦と息子のデイヴ。

ルイには気がかりなことがありました。
それは、引っ越してきてから一ヶ月にもなるのに、ほとんど姿を見せず、近所づきあいゼロのクロペック一家です。

まぁ、今時の日本なら、ご近所づきあいが希薄だったり、どんな人が住んでいるのか知らなかったり、というのはわりとよくあることだと思うのですが、このメイフィールドの人たちは違います。
良く言えば、フレンドリー?
悪く言えば、おせっかい?

ルイは、このクロペック一家に胡散臭いもの(事件性!)の匂いをかぎつけ、仲良しご近所のメンバーを巻き込み、監視を始め、果ては家宅侵入までしてしまうのです!

B 級ホラーコメディで、若きトム・ハンクスがドタバタしています。
何よりショックだったのは、『スター・ウォーズ』のレイア姫ことキャリー・フィッシャーが、この時点ですっかりおばさんモードになっていたこと!

そちらのほうが、私にとってはホラーだったかも。(^^;



タグ:1980年代 映画
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『となりのトトロ』サツキとメイ [映画]

今朝の新聞に、あの女の子のその後のようすが載っていました。
何枚もの写真。お友達と遊んで笑っている女の子・・・。

女の子は、いい子にしていたら、お父さん、お母さん、妹が帰ってくると信じているようだ・・・という おばあさんの言葉。

今は五月。
五月が、そのまま名前になっている あの二人の女の子、サツキ(五月)とメイ(May )。
彼女たちも、病気で入院している お母さんが一日も早く帰ってくることを願って、お父さんと一緒に精一杯がんばって暮していました。

サツキとメイには、トトロが力になってくれたでしょう?!
宮古市のあの女の子も、大トトロでも小トトロでも ねこバスでも誰でもいい、守ってあげてほしい。
強く生きていけるように・・・



となりのトトロ.jpg

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タグ:映画 1980年代
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『ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状』 [映画]

ドラえもん映画を この春、観に行く・・・かもしれません。
まだ心が揺らいでいます(笑)

でも、息子が幼い頃は、一緒に観に行ってました、ドラえもん映画。
その中でも好きだったのは、ドラえもんと仲間たち(ドラえもんズ)が活躍する作品です。

ドラえもんズのメンバーは次の七人!(七体?)

 ドラリーニョ   ブラジル、サッカーが得意
 ドラメッドⅢ世  アラビア、魔法使い
 ドラ・ザ・キッド  アメリカ、保安官助手
 エル・マタドーラ  スペイン、実は快傑ドラ
 王ドラ      中国、カンフーが得意
 ドラニコフ    ロシア、オオカミ男(猫なのに狼?)
 ドラえもん   日本、のび太くんの友達

ドラえもんズが活躍する作品の中でも よく覚えているのは
『ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状』、1997年、米谷良知監督作品です。



ザ・ドラえもんズ怪盗ドラパン謎の挑戦状.jpg


ドラえもんズの友情パワーを狙う怪盗ドラパン!
ドラリーニョとドラメッドⅢ世以外のドラえもんズは、ドラパンの罠に まってキンキンに固められてしまいました!

でも、ドラパンは実は根っからの悪人では ありませんでした。
ミミミという少女を助けるために仕方なく、世界征服を企むアチモフ博士に協力していたのです。

ドラパンの正義の心が目覚めた時、ドラパンとドラえもんズは合体!
アチモフ博士の作ったロボットに立ち向かいます!
ドラえもんズの友情パワーの力を見よ!!


出番としては少なかったですが、中国のカンフー使い、王ドラ(わんどら)が好きでした。
このメンバーの中では一番おりこうさんキャラなのよね。礼儀正しいし・・・。



BUMP OF CHICKEN の新曲『友達の唄』の CD を購入しました。
この春のドラえもん映画「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」の主題歌なので、ドラちゃんのシールが貼ってありました。
黒猫マッシュも興味津々です(笑)

友達の唄聴きたいニャ.JPG


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『あの空に太陽が』 [映画]

去年の2 月 12 日はバンクーバーオリンピックの開会式でした。
冬季オリンピック・・・大会に至るまでにも、いろいろなドラマがあるのですよね。

将来を嘱望されていたスキー選手ジル・キンモントの身に起こった実話を映画化した
『あの空に太陽が』は、1975 年、ラリー・ピアス監督作品です。

あの空に太陽が.jpg

ジル(マリリン・ハセット)は冬季オリンピック選手の選考を兼ねた大会中に、コースを飛び出し崖から転落!
一命は取り留めたものの、脊髄を損傷し、車椅子の生活をおくることになります。

辛いリハビリをやり遂げ、婚約者が会いに来た時、不自由な手でぎごちないながらもポテトチップスをつまみ上げ、
(こんなに快復したのよ!)
と笑顔を向けるジル。
ですが、彼は首を横に振り
「僕が期待していたのは、歩いて普通に家庭生活ができる君だったんだ・・・」
という言葉を残して去っていきます。

うぅっ! 哀しい、哀しすぎる!!

そんな傷心、絶望の淵に立たされた彼女を励ましてくれたのは、ディック(ボー・ブリッジズ)でした。
彼や家族に見守られて、ジルは生きる勇気を取り戻し、教員免許取得とリハビリに取り組みます。

しかし、そこは単なるラブストーリーではなくて、実話の残酷さ!
ディックが事故で亡くなってしまうのです!

うぅっ! どうして幸運の女神は彼女に微笑まないの?

ラストシーンは、インディアン居住区の教師となったジルが子ども達に囲まれて微笑む映像でした。


この映画には続編があるそうです。
ジルは知り合った男性にプロポーズされますが、彼女は過去の辛いできごとから、素直に申し出を受け入れることができません。

うぅっ! これも泣かされそうだわ。


タグ:映画 1970年代
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