『日出処の天子』山岸凉子 [マンガ]
連載されていた漫画には好きなものが沢山あります。
そんな中でも異色だったのは山岸凉子の『日出処の天子』。
既に手元にコミックスは無いので、今回新たに購入して読んでみました。
でも、三巻が在庫切れだったので、とりあえず第一巻と第二巻だけ。
(^^;
いやぁ、覚えているものですね。
蘇我毛人(そがのえみし)に巻物を宙に浮かべているところを見られ
「見ましたね」
と謎めいた微笑を浮かべる厩戸王子(うまやどのおうじ)
叔父の穴穂部王子(あなほべのおうじ)に
「姉上は そなたのことを怪物だと言っておる」と言われ
「だまれぇ!」
と叫び、髪飾りを
そして、「わたしは母上の子だ」
と涙をこぼす厩戸王子
あぁ、あの頃も、このシーンにドキドキしたなぁと懐かしく思い出しました。
あっ! この漫画をご存じない方にはチンプンカンプンですね。(^^;
『日出処の天子』の主人公は二人。
一人は厩戸王子・・・後の聖徳太子です。
もう一人は蘇我毛人・・・後の蘇我蝦夷です。
で、異色なのは、厩戸王子が常人離れした力を持っている人として描かれているところです。
サイコキネシス(念動力)で手を触れずに物を動かす!
テレポーテーション(瞬間移動)する!
魑魅魍魎が見える!
SF というかオカルトというか、とにかく妖しい人物として描かれているのです。
しかも、少年(青年)ながら、どことなく なまめかしくて艶っぽい。
飛鳥時代の政変どろどろの中で、二人の青年の友情・・・
ではなく愛情(^^;も絡む一大怪奇ロマン!?です。
白泉社文庫は全 7 巻。
確か、最後まで読んだはずだけれど、コミックスを買って繰り返し読んでいたのは 四巻目くらいまで・・・。
後半がどういう話だったか、あらためて読んでみたいと思っています。
・・・ということで、『日出処の天子』の記事は、いつか、たぶん・・・つづく・・・と。(笑)
荏柄天神社の絵筆塚 [マンガ]
鎌倉に荏柄天神社という神社があります。
福岡の大宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に三大神社と称されている神社だそうです。(by 荏柄天神社パンフより)
そこに絵筆塚というものがあります。
著名な漫画家が描いた河童の絵のレリーフが側面にずらりと並んでいるものです。
この絵筆塚、私は荏柄天神社オンリーのものだと長いこと思っていたのですが、ある方のブログで、全く同じものが別の場所にも あることを知り、驚きました。
barbermama さんのブログに書かれていた高岡市の高岡古城公園の絵筆塔です。
高岡古城公園の絵筆塔の方がオリジナルで、高岡市と鎌倉市の文化交流を願い、鎌倉市にも同じものが建てられたそうです。
ドラえもん河童やら、トリスおじさん河童やら、鉄腕アトム河童やらが並んでいます。
グルグル回りながら見ていたら、楽しかったけれど、少し首が痛くなって めまいがしました(笑)
※
barbermama さん、勝手にリンクを貼ってしまいました。(^^;
よろしかったでしょうか?
しかも、2007年12月の記事への返答記事が今頃になってしまって、これも恐縮です。(^◇^;
『はみだしっこ』のグレアムと『ソロモンの指環』 [マンガ]
私は鳩が苦手です。
あのまばたきしない目が苦手です。
首をヒョコヒョコしながら近寄ってくるところが苦手です。
幼い頃から何となく鳩が苦手でしたが、それを決定づけたのが、マンガ『はみだしっ子』のグレアムの言葉であり、コンラート・ローレンツ博士の『ソロモンの指環』でした。
『はみだしっ子』の PART19 「つれていって」で、グレアムが 鳩同士の けんかは残虐なんだと語っているのです。
相手の羽根をむしって丸坊主にし、皮をひんむいて赤裸にする・・・それでも攻撃の手を止めず、突きまわしてなぶり殺しにする・・・!
ひぇ~っ!(>_<)
このくだりを読んで、私の鳩嫌いは、ほぼ確定しました。
後に、コンラート・ローレンツ博士の『ソロモンの指環-動物行動学入門-』を読み、グレアムが言っていたことは、この本に依拠していたのだということを知ります。
第 12 章「モラルと武器」に、牙や爪などの武器を持たない動物の争いが、いかに激しく容赦ないものか・・・ということが書かれています。
その例としてあげられているのが、檻に入れられたヨーロッパキジバトとジュズカケバトの壮絶なバトルです。
牙や爪を持つ強い動物の場合は降伏のポーズを取れば、それで戦いは終わるのですが、弱い動物の場合、そういうストッパー機能がないのだそうです。
普通なら、負けそうな鳩は どこかに飛んで逃げればいいので、さして問題はないのですが、檻の中という特殊な状況の場合は、そうはいきません。
攻撃をやめるという制御機能が無いので、相手が死ぬまで 突いて突いて 殺してしまうのだそうです。
平和の象徴と もてはやされている鳩の、思いがけないグロテスクな面を知って、私の鳩嫌いは ここで決定付けられたのでした。
『綿の国星』大島弓子 [マンガ]
大島弓子の『綿の国星』です!
これを初めて読んだのは高校生の時です。
最初は、子猫が「猫耳をつけて白いエプロンドレスを着た幼い女の子」として描かれていることに驚きました!
でも、すぐに慣れて、他の猫たちも人間仕様で描かれていることに抵抗は感じず、ストーリーにすっかり引き込まれていきました。
捨て猫だった子猫を拾ってくれたのは、予備校生の須和野時夫。
入学試験当日にソ連風邪(今で言うなら季節性インフルエンザ?)になり不本意ながら今は浪人生・・・厭世観に とらわれている青年です。
時夫は拾った子猫に「チビ猫」という名前をつけてくれました。
チビ猫は、かなり変わった考えを持っている猫でした。
人間には二通りのなり方がある。
一つは、人間の赤ちゃんとして生まれ、そのまま人間として育つパターン。
もう一つは、猫の赤ちゃんとして生まれ、ある時点で変身して人間になる!というパターン。
自分は後者のパターンで、いずれ人間になるのだ!と信じているのです。
そして、チビ猫は自分を拾ってくれた時夫が好きになります。
でも、時夫は本屋で出会った ひっつめ三つ編みの女性を好きになってしまうのです。
焦るチビ猫。
私の方が先なのに! 私が先に時夫を好きになったのに!
ある日、チビ猫は知ってしまいます。
竹やぶで死んでいる猫・・・猫は猫のまま一生を終えるということを・・・。
そして、チビ猫が取った行動は・・・・・・
私は、チビ猫が自分は猫であって人間になれないことを知った時、その哀しさ、辛さを乗り越えて、一人の凛とした女性になったような気がします。
自分が何者であるか、その限界を受け入れて、それでいてできる最善のこと(好きな時夫のために、三つ編みの彼女との恋を取り持ってあげよう!)をしたのだと・・・。
チビ猫が主人公のお話は、この後、シリーズ化されて続くのですが、この第一作のチビ猫が一番「女前」だなぁと思います。
◆ 関連過去記事 ◆
『ミルクパン・ミルククラウン』 大島弓子
『ピップ・パップ・ギー』 大島弓子
『日曜日にリンス』 大島弓子
『晴れたら金の鈴』 大島弓子
『綿の国星・大島弓子Ⅰ』 ムーンライダーズ
『鳥は鳥に』 遠藤優子
『飛鳥昔語り』清原なつの [マンガ]
中大兄皇子にとって目障りな存在だったために謀反の疑いをかけられ 18 歳で処刑された有間皇子。
清原なつのの漫画 『飛鳥昔語り』の主人公は、その有間皇子です。
「りぼん」 1978 年 7 月号掲載。
中大兄皇子から身を守るために、気がふれたふりをする有間皇子ですが、一人の少女、沙羅と知り合ったことで考えが変わります。
四六時中、気がふれたふりをし、周りの人すべてを中大兄皇子のスパイではないかと疑いながら生きることに何の意味があるのか?
いくら乱心のふりをしていても、中大兄皇子は、いずれ私を殺そうとするだろう。
だったら、今!
単なる歴史漫画ではありません。
SF テイストが程よく組み込まれていて、清原なつのの作品の中でも特に好きな作品です。
この表紙絵は最近の清原なつのの絵です。
収録されている作品は初期のものなので、だいぶ絵柄は違います。
私は最近の上手な絵よりも、初期のシンプルで、背景が簡素で、ところどころにローマ字でコメントが書き込んである作品のほうが好き。(^^;
☆ 余談
最後のページの欄外に小さな字で、こう書かれています。
♪ ジカンリョコウ ノ ツアーは いかが
そう! あの原田真二の曲 『タイム・トラベル』のサビ部分です!
原田真二・・・前歯がチャームポイントで、ビーバーちゃんとか言われてませんでしたっけ?
『ひっくりかえったおもちゃ箱』山本鈴美香 [マンガ]
『ひっくりかえった おもちゃ箱』
『H2O!前代未聞!!』
ひっくりかえったおもちゃ箱H2O前代未聞 (SGコミックス)
- 山本鈴美香
- 集英社
- 1990/01
- コミックス
今、入手可能なのは、こちらの文庫サイズのようです。
主人公は 14 歳の女の子、美鈴。
素直な子ですが、確か最近まで お嬢様学校の寮育ちだったのかな・・・だいぶネンネなところもある女の子です。
実は、彼女の両親は交通事故で亡くなっています。
ですが、本人はその事実を知りません。
剛(ごう)パパと呼ぶ男性を父親だと信じて一緒に暮しています。
剛パパ・・・CM やファッションショーのモデルのキャスティングをしてます。
業界では超売れっ子・・・美形・・・しかも 27 歳!
えっ? 自分と 13 歳しか違わないパパ?!
普通、中学二年生くらいだったら、おかしい?と気付くのでは?
そこはそれ、ネンネで素直な美鈴ちゃんですからねぇ・・・
赤ちゃんはキャベツ畑で・・・くらいの知識しかありませんから。(^^;
たまたま、パパの職場(スタジオ)に お弁当を届けに行った美鈴。
CM のスポンサー会社の社長(だったかな?)が、彼女の天然の美しさを気に入り、CM のモデルに起用されることになります!
剛パパと、その親友 純(売れっ子カメラマン、メガネが知的な これまた美形!)の二人が、美鈴ちゃんをモデルとして通用させるために、歩き方やら食事の内容から、こと細かにレッスンしていきます。
美形二人に囲まれて、モデルという華やかな世界に片足入れて、それでいて性格は相変わらず素直、で、どんどん美しくなる・・・どうです? 夢のような設定でしょ?(笑)
実は、剛パパと美鈴は血が繋がってはいません。
美鈴の両親が、剛の良き先輩だったというだけの関係なのです。
なので、最後は確か、剛は美鈴と婚約するのだけれど、美鈴が きちんと学業を終えるまでプラトニックな関係でいる・・・みたいな終わり方でした。
ちょっぴり、映画『マイ・フェア・レディ』のヒギンズ教授と花売り娘イライザを思い起こさせる漫画でした。
再読してみたいかなぁ・・・と自問。
えーい! このカマトトめっ!
とイライラしそうなので やめときましょう。(笑)
『ハムスターの研究レポート』大雪師走 [マンガ]
あきちゃん「ねぇ、びっけちゃん、『ハム研』って知ってる?」
わたし「『ハム研』? CQCQ 何たらかんたら・・・ってやる ハム無線の研究?」
あきちゃん「ホホホホホ」
あきちゃんは、そういう笑い方をする人なのです。
わたし「うーん・・・じゃぁ、美味しいハムを研究する団体?」
あきちゃん「ホッ・・・ホッ・・・ホッ・・・」
おなかが痛いかのように笑い苦しんでいるあきちゃん。
やっと、笑いが治まった彼女が教えてくれたのが、このマンガでした。
通称、ハム研こと 『ハムスターの研究レポート』!
作者が飼っているハムスターファミリーの日常を描いた ほのぼのマンガです。
数ある表紙の中でも、特にハムスターらしさを感じる第 6 巻を ご紹介しましょう!
ハムスターの研究レポート (6) (Jets comics)
- 大雪 師走
- 白泉社
- 2001/03
- コミック
あきちゃんに借りて読んだ『ハム研』
小学生の頃、ゴールデンハムスターを飼っていたので、もう懐かしくて懐かしくて・・・!
このマンガには、たくさんのハムスターやモルモットが登場します。
中でも、私がお気に入りだったのは、初代ハムのチビがテンちゃんと結婚して生まれた(チビっち)と(まめ太郎)です。
そして・・・読了後、ゴールデンハムスターを一匹飼ってしまったのでした。
バブと名づけた、そのオスのハムちゃん・・・たびたび脱走して、電話線を齧るわ、スピーカーの穴に入り込んで粗相をするわ・・・困ったちゃんでしたが憎めない奴でした。
『はみだしっ子』のサーニン [マンガ]
お気に入り度は、かなり高いです。
しかし、この作品、ヘビーなテーマを多く含有している作品でもあります。
雪山の閉ざされた空間で起きた 子ども(幼児)による射殺事件
親に育児放棄された子、ピアノの練習を強制される子
大人たちの事情で、子ども達まで隣町の子を憎むようになる話
親に過大な期待をかけられた子どもの反逆
遺産相続がらみで屋敷に幽閉されている若者
家出少女に良からぬ職業をあっせんして生計を立てている女の娘は、母の仕事を知らない・・・
なので、軽々しく感想を書けません。
『はみだしっ子』の四人の主人公と、私の高校時代の友人の話で、お茶を濁すことをお許しください。(^^;
主人公は男の子四名です。
◆ グレアム
リーダー。キャプテン・グレアム。ピアニストの父による暴力で片目の角膜が傷付き 見えない。
理屈っぽい。丸まる一ページ 彼の台詞だけというマンガらしからぬページもある。
ファッションは、トラディッショナル。三つ揃いのスーツなど。
ペンギンとしても描かれる。
◆ アンジー
女優志願の女性のラヴチャイルド(私生児)。伯母の家に預けられるが家出。小児麻痺の後遺症で足をひきずる。
ファッションは、ゴージャスなフリル!子どものくせに喫煙者!
カッパとしても描かれる。
◆ サーニン
ロシア系の男の子。母は実父と夫の間で精神的ストレスを受け、雪の日に亡くなる。
動物、特に鳥と馬が大好き。野生児。
ファッションは、横じまの服!
ライオンとしても描かれる?
◆ マックス
一番年下。甘えっこ。父親はマックスが居るから好きな女と再婚できないと辛くあたる。
おでこが広い。
ファッションは、お子ちゃま仕様のフリフリ系。
クマ(の着ぐるみ着用)としても描かれる。
この漫画を私に教えてくれた友人・・・S1さん。
彼女はアンジーが好きだったので、学校にもヒラヒラフリルのブラウスを着てきて、髪もアンジーのようにストレートお姫さまカット!?に挑戦していました。
友人のS2さん。
彼女は、冷静な知性派で、三つ揃いのブレザースーツやベストスーツを着ていましたので、グレアム役!
友人のS3さん。
彼女は、どちらかというと甘えんぼうタイプで、おでこも広くて、フルートが上手。
はい、マックス役決定です。
そして、私・・・。
時々、横じまのセーターを着ていくことがありました。
髪の毛もストレートではなく、くせっ毛で・・・まぁ、ライオンヘアと言われても、強く否定はできませんでした。(^^;
なので、私はサーニン役!
休み時間に、『はみだしっ子』や『エロイカより愛をこめて』や『日出処の天子』や『イブの息子たち』などの漫画を回し読みしたり、JAPAN が載っている雑誌を見て、キャーキャー盛り上がっていた女子高生だったのでした。(^◇^;
文庫版の第一巻、左からグレアム、マックス、サーニン、アンジーです。
まだ、みんなちびっ子でした。(笑)
こちらは第二巻。これだけ amazon で画像がなかった・・・アンジーがタバコをくわえているから?
左からマックス、グレアム、サーニン、アンジーです。
自分がサーニン役だったということもあって、『はみだしっ子』シリーズの中では、この第四巻に載っている サーニンが主人公の『カッコーの鳴く森』が一番気に入っています。
この第四巻で、四人は揃って 新しい養父母のもとに引き取られます。
第五巻、第六巻の『つれて行って』が本作品の山場です。
かつて、私たちの間では
医学部生は、『ブラック・ジャック』を読め!
法学部生は、『はみだしっ子』を読め!
などと言っていました。(^^;
『ヒッピー俳人・山頭火』旭丘光志 [マンガ]
それは、コメディタッチの絵ではなく、劇画タッチの絵でした。
今はネットという検索ツールがあるので、「少年漫画、山頭火」というキーワードで調べてみたら、その漫画のことが いろいろ判明しました。
掲載されたのは 「週刊少年マガジン」
作者は 旭丘光志(あさおか こうじ)という人
題名は 『ヒッピー俳人・山頭火』
「ヒッピー」とあるように、流浪の俳人だった山頭火・・・。
托鉢僧の格好をしているけれど、どことなく胡散臭くて、お酒を飲んでは だらしなく酔いつぶれ、野宿をする山頭火・・・。
当時、小学生だった私から見れば、ダメダメおじさん!という印象で、あまり好きにはなれませんでした。(^^;
その後、彼の俳句をいくつか読み、見た目や生き方は私好みではないけれど、俳句は いいなぁと思うようになりました。
分け入つても分け入つても青い山
鴉(からす)啼(な)いて わたしも一人
ともかくも生かされてはいる雑草の中
孤独とか流浪とか寂寥とか・・・秋から冬、次第に寒くなってくると、ふと頭をよぎる言葉です。
山頭火の句も、それと一緒に浮かんできます。
これ、読んでみようかなぁ・・・。
『メモリアル』槇村さとる [マンガ]
少し前に、こういう記事を書きました。
霜田麻美という女子高校生が出てくる少女マンガ・・・槇村さとる
その漫画が載っているのではないか?と思われるコミックを購入しようか どうしようか迷っていたのですが、複数名の「買っちゃえ!」という ご意見に乗っかって、注文してみました。
caramelpapa さん、barbermama さん、ありがとうございます!!
結果は・・・・・・ビンゴでした!
その漫画のタイトルも判明・・・『メモリアル』でした。
掲載は昭和 51 年の別マ 10 月号だそうです。
大体は記憶していたとおりの内容でしたが、大きく違っていたのは、主人公(二谷愛子)が付き合った男(霜田惣一)の妻の最期です。
私は、彼女は一命を取りとめたものと記憶していたのですが、数十年ぶりに読んでびっくり!
彼女は、子どもを連れてガス自殺を図り、帰らぬ人となっていたのでした。
子どもは助かりましたが・・・。
こんなヘビーな結末だったとは・・・。
これは、記憶に引っかかっているはずだわ・・・。
このコミックに収録されている他の作品は以下のとおりです。
「放課後」 昭和 51 年別マ 6 月号
「白い追憶」 昭和 48 年別マ 4 月号(デビュー作)
「恋のトリオレ」 昭和 50 年デラマ夏の号
「臣さま だれが好き!?」 昭和 51 年デラマ秋の号
あっ、デラマとは「デラックスマーガレット」のことです。(^^;
お目当てだった「メモリアル」以外の作品は、当時、読んだ記憶がなく、今回、初めて読んだ感じです。
収録されている 5 作品の中で、一番インパクトがあるのは やっぱり 「メモリアル」でした・・・。