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『キャプテンは つらいぜ』後藤竜二 [児童書]

「キャプテン」と言えば、まず思い浮かぶのはチーム・スポーツのキャプテンなわけで・・・。

少年野球チーム、ブラック=キャッツのキャプテンが主人公の、熱血と憂いと笑いと涙の物語 『キャプテンは つらいぜ』



キャプテンはつらいぜ.jpg

キャプテンはつらいぜ (文学の扉)

  •  後藤竜二
  •  講談社
  •  2006/08/11
  •  22×15cm 198p


六年生が中学受験のために、ごっそり抜けてしまった少年野球チーム、ブラック=キャッツ。
もともと弱いチームだったのに、さらに弱い最弱チームになってしまいました。
新キャプテンの五年生の勇は、なんとかブラック=キャッツを強いチームにしたい!
そのために、秀治という少年をチームに誘うのですが・・・・・・。

始めのうちは、頑張りすぎて、でも回りが見えなくて、空回り状態だった勇が、友達や周りの大人たちの励ましやアドバイスで、少しずつ成長し、チームもまとまっていくところに爽快さを感じる物語です。

続編として
『キャプテン、らくにいこうぜ』
『キャプテン がんばる』
も出ています。



キャプテン、らくにいこうぜ.jpg

キャプテン、らくにいこうぜ (文学の扉)

  •  後藤竜二
  •  講談社
  •  2006/08/11
  •  22×15cm 182p
キャプテンがんばる.jpg

キャプテンがんばる (文学の扉)

  •  後藤竜二
  •  講談社
  •  2006/08/11
  •  22×15cm 182p


◆ おまけ ◆

我が家のブラック・キャッツも元気です!

窓辺の黒猫兄弟.JPG

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『こぎつねキッペのそらのたび』今村葦子 [児童書]

『イソップ物語』では、ずるくて、それでいて少し抜けている悪役として扱われている「きつね」
『きつねとねずみ』という絵本でも、きつねは、まんまと ねずみにだまされています。

でも、この日本の児童書に出てくる「きつね」は可愛い男の子きつねです。

森山京の「きつねの子」シリーズ。
今村葦子の「こぎつねキッペ」シリーズ。


「こぎつねキッペ」シリーズの一冊、『こぎつねキッペのそらのたび』は、空を飛びたくて飛びたくて たまらないキッペが、ふとしたことから空を飛ぶ話です。



こぎつねキッペのそらのたび.jpg

こぎつねキッペのそらのたび (おはなしバスケット)

  •  今村 葦子
  •  ポプラ社
  •  2003/06
  •  21×16cm 74p


バッタだってチョウチョだって空を飛ぶ・・・だから、ぼくも空を飛ぶんだ!
キッペは空を飛ぶために、一所懸命、腕をビュンビュン振り回す練習をします。
(きつねが空を飛ぶなんて無理だよ)と、森のなかまたちは思っていたのですが・・・!

まぁ、実際に腕の力で羽ばたいた・・・というのではなく、たまたま腰掛けた木の枝が しなって、空中に放り出された・・・というわけなのですが、それだって、空を飛んだことに違いは無いわけで。

降矢奈々のさし絵も、生き生きとしていて、優しくて、読むのが楽しい本です



イソップ物語.jpg

イソップ物語 (こども世界名作童話)

  •  イソップ
  •  ポプラ社
  •  1987/12
  •  22×15cm 125p

きつねとねずみ.jpg

きつねとねずみ(こどものとも絵本)

  •  ビアンキ
  •  福音館書店
  •  1967/03/25
  •  26×19cm 20p

きいろいばけつ.jpg

きいろいばけつ (あかね幼年どうわ (33))

  •  もりやま みやこ
  •  あかね書房
  •  1985/04/25
  •  22×15cm 75p

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『ねこ はしる』工藤直子 [児童書]

読んでいるうちに、せつなくなって、せつなくなって、どうしたって涙がこぼれてしまう本。

工藤直子の『ねこ はしる』



ねこはしる.jpg

ねこはしる

  •  工藤直子
  •  童話屋
  •  1989/03
  •  15×11cm 157p


兄弟猫のなかでも、特に要領が悪くてドジな黒い仔猫ラン。
でも、心優しい猫でもありました。

ランは、ふとしたことから、小さな池にすんでいる魚と友達になります。
二匹は、水の中と外、別々の世界ながら、一緒に遊んで(ランが池の上を飛ぶのを魚が追いかける)楽しい時を過ごします。

しかし、やがて試練がやってきました。
お母さん猫が、仔猫たちに出した最後の課題は・・・・・・池の魚を食べる競争だったのです!

そのことを知ったランは、友達の魚に話に行きます。
悩む二匹・・・あぁ、どうしよう!

魚は心を決めました。友達のランに こう言ったのです。

「おれ どうどうと食べられようと思う」
「きみに 食べられたいんだ」

いよいよ、魚獲り競争の日がやってきました。
ランも覚悟を決めます。
これまで学んだあらゆる技、ジャンプ、回転、走ること、すべてを使って真剣に魚と対決します。


生きること、食べること、友情、二匹を取り巻くあたたかい自然(木、風、太陽、虫)・・・小さな本ですが、中身はずっしりと重い、重くて愛おしい一冊です。


タグ:児童書
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『ジェインのもうふ』アーサー・ミラー [児童書]

すっかり秋めいてきました。
先週から、寝床に毛布が お目見えです。

スヌーピーで おなじみのマンガ『ピーナッツ』に出てくるライナスを引き合いに出すまでもなく、子ども って、毛布とかタオルとか、ふわふわのクマちゃんが手放せない時期が ありますよね。
この お話の主人公、ジェインも そうでした。



ジェインのもうふ.jpg

ジェインのもうふ―アメリカのどうわ

  •  作:アーサー=ミラー さし絵:アル・パーカー
  •  偕成社
  •  1971/03
  •  23×19cm 70p


赤ちゃんのジェインは、ピンクの毛布が大のお気に入り。
眠る時だけでなく、遊ぶ時も、食べる時も、いつだってピンクの「もーも」と一緒です。

ジェインは、すくすく大きくなっていきます。
それと同時に、お気に入りの「もーも」は、どんどんボロボロになっていきます。
ほつれて、破れて、小さい布切れになっていく「もーも」
それでも、ジェインは手放せません・・・

大きくなる(成長する)ってことは馴染みのものを手放していくことでもあって、それは ちょっぴり悲しいこと。
けれど、このジェインの毛布は、最後は一本の糸になり、新しい持ち主(小鳥)の元で大切にされる(巣材となり雛を暖める)ので、ジェインの気持ちも 前向きに切り替わるところが嬉しいです。

ジェインのパパが
あのピンクの毛布は、いつまでも、ジェインの心の中に存在するんだよ。
と言うところにも心が安らぎます。


タグ:児童書
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『おばあちゃんのすてきなおくりもの』カーラ・スティーブンズ [児童書]

9月15日・・・「敬老の日」のイメージが今も強く残っています。

『おばあちゃんのすてきなおくりもの』に出てくるのは、ハタネズミのおばあちゃん。
おばあちゃんは、ひとりぐらしです。
高齢なので、ベッドに横になっている日も少なくありません。

そんなおばあちゃんを よく訪ねてくるのが、トガリネズミ、モグラ、ハリネズミの男の子です。
おばあちゃんに暖かいスープや、キルティングの布団を作って届けたりします。

三匹は、おばあちゃんが大好き!
だって、おばあちゃんのお話は面白いし、三匹の雰囲気が変になったときも、(亀の甲より年の功!)すてきなアドバイスをしてくれるからです。


ある日、三匹が おばあちゃんの家を訪ねると・・・・・・
ハタネズミのおばあちゃんは亡くなっていました。


ハタネズミだって人間だって、生きているものは、いつか必ず死ぬわけだけれど
誰かの心に何か(希望とか生きる喜びとか知恵とか)を残せたら、幸せだなぁと思います。

おばあちゃんの死をきちんと受け入れることができる三匹の男の子たちの姿にも、静かな感動をおぼえました。



おばあちゃんのすてきなおくりもの.jpg

おばあちゃんのすてきなおくりもの

  •  カーラ・スティーブンズ
  •  のら書店
  •  1990/11
  •  22×16cm 94p

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『魔女の宅急便』角野栄子 [児童書]

ジブリアニメの『魔女の宅急便』の原作、角野栄子の『魔女の宅急便』です。


魔女の宅急便.jpg

魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)

  •  角野栄子
  •  福音館書店
  •  1985/01/25
  •  21×16cm 272p


元気一杯でエネルギッシュなアニメのキキに比べると、
原作のキキは、もう少し 線が細いというか、少女らしい 繊細で揺らぐ心情も描かれていて、より身近な女の子のように感じられました。

特に印象に残ったエピソードは、キキが「万年筆」と「詩」を届ける話です。

依頼主は、キキと同い年の女の子ミミ。
ミミは、ある男の子が好きで、彼の誕生日プレゼントに万年筆と手紙(詩)を届けてほしいと頼みに来ます。

自分と同い年なのに、男の子の心理をよくわかっている風の自信満々のミミに、キキは好奇心を持ちます。

そして、宅急便屋さんとしては、決して やってはいけないこと・・・荷物の中身を見る!= 手紙を開けて読んでしまう!・・・をしてしまうのです。

十三歳という年頃の女の子の複雑で微妙な心理
ミミ : 男の子に対するほのかな恋心と、自分を振り向いてほしいという気持ちと、恥じらいと
キキ : 同年代の女子が自分より大人に思えて、悔しいような、不安なような、負けたくないという気持ち

かつて、自分も持っていたそんな気持ちを文章で読んで、何だか甘酸っぱいような照れくさいような、そんな気持ちになりました。

アニメには描かれなかったエピソードが他にもいくつかあって、一冊を通して読むと、キキの心が少しずつ成長していくのがわかる素敵な本です。

林明子のさし絵も、優しい雰囲気で、物語に よく寄り添っていると思います。


◆ おまけ ◆

ジジのような魔女猫ではありません。
我が家の黒猫マッシュです。

猫って、顔に対して耳の比率が大きいんだなぁと つくづく実感。(笑)

20100815マッシュ.jpg


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『南極のコレクション』武田剛 [児童書]

暑い日には、寒い地方のことに思いを馳せるのも、涼を得る方策かと・・・。

新聞カメラマンの筆者が一年四ヶ月、南極観測隊に同行してまとめた本です。



南極のコレクション.jpg

南極のコレクション (ふしぎコレクション)

  •  武田剛
  •  フレーベル館
  •  2006/06
  •  29×22cm 48p


一日中、太陽が地平線に沈まない白夜は知っていましたが
逆に、太陽が現れない極夜というのがあることを、この本で初めて知りました。

極夜は、五月末から一ヶ月半も続くそうです。
白夜も疲れそうだけれど、極夜というのは精神的に辛いだろうなぁと思います。

昭和基地では、キュウリは月に一本・・・それを 42 人で食べるそうです。
レタスの栽培などもしているそうですが、野菜がいかに貴重なものかがわかるエピソードですね。

この本では、地球温暖化に伴う南極の変化についても触れられています。
南極大陸から崩れた巨大な氷山のため、ペンギン達がずーっと遠回りをして餌を採りに行かなくてはならなくなっているそうです。
うーっ! かわいそうなペンギンちゃん!

ペンギンとウェッデルアザラシの写真のページも数ページあり、これらの写真には、心癒されます。
ウェッデルアザラシの赤ちゃんポンちゃんの愛らしいこと!
一列に並んでヨチヨチ歩くペンギン達の後姿!

暑い夏の日の一服の清涼剤となった一冊でした。


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『れいぞうこのなつやすみ』村上しいこ [児童書]

暑い・・・じゃなくて熱い!
というくらい、今日も暑かったです。

さすがの私も家にいる間はエアコンを付けっぱなしにせざるを得ない気温でした。
いつもなら、いくら暑くても、窓を開ければ そこそこ風が入ってきて、しのげるのですが、今日はダメでした。
窓を開けて入ってくるのは・・・熱風じゃん!

こんな日はエアコンさまさま、冷蔵庫さまさまです。
しかし、もし、冷蔵庫さまが
「夏休みをください!」
と言って、機能をストップしてしまったら、どうしましょう!?

そんな冷蔵庫の話が、これです。
『れいぞうこのなつやすみ』、作:村上しいこ、さし絵:長谷川義史



れいぞうこのなつやすみ.jpg

れいぞうこのなつやすみ (とっておきのどうわ)

  •  村上 しいこ
  •  PHP研究所
  •  2006/05
  •  21×15cm 79p


けんいちくんのおとうちゃんが日曜日の昼間っからビールを飲もうと冷蔵庫を開けると・・・
あれっ! ビールが冷えてない!

冷えてないのはビールだけでは ありませんでした。
冷凍庫のアイスも!
おかあちゃんが入れていた宝くじも、バッグも、パンツも、ストッキングも!???

おかあちゃんが、わけのわからんもんまで冷蔵庫に入れていたから故障してしまったのでしょうか?

いえいえ、違います。
冷蔵庫がしゃべりました。
「わたしも なつやすみをもらって、
 いっかい プールへ いってみたい」

・・・というわけで、けんちゃん一家と冷蔵庫はプールに行くことになりました。
手足を出して二足歩行し、ついでに尻尾も生やし!
しかも、おかあちゃんの水着も着て、プールにぷかぷか浮かぶ冷蔵庫・・・

なんともシュールな話ですが、関西弁のノリの良さで、笑いながら読めちゃう本です。

ところで、冷蔵庫が女の子って知ってました?(笑)


タグ:児童書
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『床下の小人たち』メアリー・ノートン [児童書]

子どもの頃に読んだ児童書のいくつかは、さし絵が特徴的でした。

『ドリトル先生』シリーズ・・・さし絵 :作者のヒュー・ロフティング
『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』・・・さし絵 :ジョン・テニエル
『ナルニア国物語』シリーズ・・・さし絵 :ポーリン・ベインズ
『あしながおじさん』・・・さし絵 :作者のジーン・ウェブスター
『くまのプーさん』・・・さし絵 :E.H.シェパード 

今では、アリスやプーさんは、ディズニー映画のイメージのほうが一般的でしょうが、原作のオリジナルのさし絵も味があって、いいものですよ。

ただ、あまり(可愛い!)という絵柄では ありません。
アリスに いたっては、頭でっかちで、いつもブスッとしてるし。(^^;


ジブリ映画の最新作『借りぐらしのアリエッティ』の原作本、『床下の小人たち』
このシリーズのさし絵を描いているのはダイアナ・スタンレーです。
決して(可愛い)という感じの絵柄ではありません。
映画を観た子ども達が、原作本を手にして
「絵が違う!」
と叫ぶのが聴こえるようです。(^^;


でも、絵は、今風ではないかもしれませんが、お話は面白いので、ぜひ読んでほしいです。

まず、小人たちの借り暮らしの生活ぶりにワクワクします。

糸巻きを椅子にしたり
マッチ箱を重ねて引き出しにしたり
吸い取り紙を絨毯にしたり
まち針にリボンをつけて、人間の家具やカーテンをよじ登る道具にしたり
硬貨をお皿にしたり!

そういう、ちまちまとした小物を使った暮しという描写が、とにかく楽しい。
今で言うなら、シルバニアンファミリーのノリですね。

私にとって、このお話で特に印象に残っているのは、最後の最後です。

長年住み慣れた家を出て行くことになった小人たち・・・果たして、無事にアナグマの巣穴に辿り着き、ヘンドリアリおじさんたちに会えたのでしょうか?
そこが、はっきりとは書かれていません。
それらしい証拠があった(アナグマの巣穴がある丘に小人たちの持ち物が落ちていた、煮物の匂いがした)というだけです。

そして、アリエッティが日記として使っていた小さな本(メモランダム)が落ちていたこと・・・
その日記に書かれていた筆跡が・・・!


最後の一行に、とにかく感心して
(お話って、こういう展開もあるんだ! 面白いなぁ!)
と強く心に残ったのでした。


まぁ、この後、『野に出た小人たち』『川をくだる小人たち』『空をとぶ小人たち』『小人たちの新しい家』へと続くので、アリエッティたちが、無事、野に着いたのは明々白々なんですけれどね。


注 :
岩波少年文庫の表紙絵は、中に描かれている さし絵とは別の人(ポーリン・ベインズ)が書いています。 中のさし絵はオリジナルの(ダイアナ・スタンレー)の絵です。



床下の小人たち.jpg

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

  •  メアリー・ノートン
  •  岩波書店
  •  2000/09
  •  18cm 264p

タグ:児童書
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『サメのサメザメ』山下明生 [児童書]

イルカは哺乳類ですが、姿形が似ているサメは魚類です。
さらに言えばサメは軟骨魚類で、確か、泳ぎ回っていないといけない体の構造だったはず・・・

なので、この本を読んだ時は(あれっ?)と、大いに戸惑いました。



サメのサメザメ.jpg

サメのサメザメ (どうわがいっぱい)

  •  山下明生
  •  講談社
  •  1992/02/25
  •  15×21cm 78p


主人公は、表紙絵に描かれているサメ・・・人喰いザメ!
名前はサメザメです。(笑)

ある日、イルカを食べようと追いかけていたところ、あれっ!
ぎっくり腰になってしまいました。

ここが、疑問その 1 です!
軟骨でできているサメに、ぎっくり腰ってありうるのだろうか?

機会があったら、さかなクンに聞いてみたいです。(笑)

さて、ぎっくり腰になったサメザメが、海の中の洞窟で静養していると、人間のダイバー達が潜ってきました。

ここが、疑問その 2 です!
サメって動き回っていないといけないんじゃなかったっけ?
これも、機会があったら、さかなクンに聞いてみたいです。(笑)

サメザメは人喰いザメですから、ダイバーは・・・ごちそうです。
ぱっくり、むしゃむしゃいただいて・・・

あれっ? あれ、あれっ?
お腹の中で何かチクタク音がする!!

・・・とまぁ、人喰いざめが人を食べたときに腕時計まで食べちゃって、お腹の中の腹時計になっちゃって、規則正しい生活を送ることになっちゃって、でも、それってだんだん疲れてきて・・・・・・というお話です。

やっぱり、人間を食べちゃダメだよ!
という話ではなくて(^^;
時間に追われて生活するのは楽しくないね・・・というお話だと思います、たぶん。


タグ:児童書
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