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『September 』 EW&F [音楽]

ブログを始めて最初の一年間は動画を貼り付けずに それこそ文字だけで【音楽】に関する記事も書いていました。

しかし、一年間書き続けて、(う~ん、やっぱり、音楽について文字だけで語るのは難しい)と、あっさり方向転換して動画を貼るようになったわけですが、その最初の動画付き記事が、デヴィッド・シルヴィアンの『September 』でした。

 『September 』 David Sylvian

デヴィッド・シルヴィアンの『September 』が世間的にマイナーな曲だとしたら・・・事実、そうだけど(^^;、超メジャーな曲は EW & F の『September 』でしょう。

この曲の明るさは、決して真夏の明るさではなくて、そこはかとなく、往く夏を惜しみ、結局、残った夏の疲れに身をまかせる、ちょっと投げやりな明るさのように感じなくも無い、九月の夜です。

曲の始まる前と終わった後に、我が家の狭い庭からリアルに聴こえてくる虫の音・・・この曲には、あぁ、合わない!(笑)



ファンタジー パーフェクト・ベスト.jpg

タグ:音楽 1970年代
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『人間の証明』 の麦わら帽子とジョー山中 [音楽]

ジョー山中・・・映画『人間の証明』の主題歌を歌い、映画にも出演していましたね。
今日、8 月 7 日、亡くなられたそうです。

『人間の証明』 1977 年、佐藤純彌監督作品。



人間の証明.jpg

人間の証明 デジタル・リマスター版 [DVD]

  •  角川エンタテインメント
  •  DVD


三船敏郎、鶴田浩二、長門裕之、岡田茉莉子、夏八木勲、大滝秀治、北林谷栄、ハナ肇・・・そうそうたるメンバーが出演した映画でした。
さすが、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった角川映画!

で、主役は松田優作ですが、私は、この映画の影の主役は「麦わら帽子」だと思います。
映画の最後で流れる、谷底へと落ちていく麦わら帽子のシーン。
そこに流れてくるジョー山中の歌 『人間の証明のテーマ』
このシーンが強く心に残っている映画です。


この曲の詞は西條八十の詩 『ぼくの帽子』のイメージを英訳したものなので、とても わかりやすくて耳馴染みが良かったです。

 『ぼくの帽子』  西條八十

 母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
 ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで
 谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ

 母さん、あれは好きな帽子でしたよ
 僕はあのときずいぶんくやしかった
 だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから


   (略)

映画の撮影では、何度も何度も麦わら帽子を谷底へ向けて飛ばし、撮り直した・・・とパンフレットに書かれていた記憶があります。

あのむぎわら帽子たち、どうしたんでしょうね?
撮影スタッフが拾って回収したのでしょうか?
急な斜面の谷底だから、難しかったのではないでしょうか?
西條八十の詩のように、谷底に落ちた後、キリギリスの隠れ家になったり、その上に雪が積もったりしたのかもしれませんね。


ジョー山中氏のご冥福を祈りつつ・・・



究極のベスト!ジョー山中.jpg

究極のベスト! ジョー山中

  •  ジョー山中
  •  ワーナーミュージック・ジャパン
  •  2005/07/27
  •  CD

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『サルビアの花』もとまろ [音楽]

夏の庭を彩る花・・・サフィニアとかインパチェンスとかマリーゴールドとかヒマワリとかホウセンカとか・・・色々な花がありますが
「赤い花」といったらサルビアかカンナでしょうか。

中学生の頃、仲良しだった M ちゃんには、高校生のお兄さんがいました。
そのお兄さんの影響でフォークソングに詳しい M ちゃんには、いろいろな曲を教わりました。

この『サルビアの花』も、その中の一曲です。
オリジナルは早川義夫の曲なのだそうですが、先に もとまろの唄っているバージョンを聴いてしまったせいか、こちらのほうが好きです。


もとまろは女性グループなので つい錯覚しそうになりますが、これは男性の心を歌った歌です。
恋焦がれている彼女が他の男と結婚してしまう!
その狂おしいまでのせつなさと うらめしさ!を歌っています。

この逆バージョン(他の女と結婚する元カレへの歌)としては、ダ・カーポの『結婚するって本当ですか』とシュガーの『ウェディング・ベル』がありますね。

私見ですが、まとめてみると・・・・

1 『サルビアの花』
 ちょっとホラーっぽさとストーカーっぽさを感じなくもない。
 ベッドにサルビアの花なんぞ敷き詰められたら怖い、怖すぎる。

2 『結婚するって本当ですか』
 よくありそうな話。
 半年も音信不通?だったのなら、もうあきらめようよ。
(^^;

3 『ウェディング・ベル』
 コミカル。
「くたばっちまえ! アーメン」が最高。
 立ち直り、早そう!(笑)


とまぁ、いろいろ書きましたが、『サルビアの花』のメロディと、もとまろの歌唱は好きです!

こちらが ↓ 『サルビアの花』が収録されているアルバムです。



あの頃の僕たち.jpg

タグ:音楽 1970年代
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『サマータイム』エラ・フィッツジェラルドと『Mr.サマータイム』サーカス [音楽]

夏・・・なんだか ここ数年、一年の三分の一は夏のような気がします。
サマータイムを導入して、出勤時刻が早くなった方も いらっしゃるでしょうね。
お疲れさまです! 明日の朝のために、早くお休みになってください!

さて、そういうサマータイムではなくて音楽のサマータイムだったら、まず思い浮かぶのはエラ・フィッツジェラルドの『サマータイム』!


この曲は、夏は夏でも 昼間ではなくて夜のイメージ。
ちょっと蒸しっとしていて、ミステリアスな夏の夜が浮かんできます。



Pure Ella.jpg

Pure Ella

  •  エラ・フィッツジェラルド
  •  Verve
  •  1998/03/31
  •  CD


日本の曲だったらサーカスの『Mr.サマータイム』という曲も夏(厳密に言うと夏の終わり頃?)に聴きたくなる曲です。

サーカス・・・姉弟と従姉妹のユニットでしたよね?
途中で女性メンバーが一人替わったような記憶があるのですが、どうでしたっけ?


GOLDEN BEST サーカス.jpg

GOLDEN☆BEST/サーカス 歌の贈り物

  •  サーカス
  •  ソニー・ミュージックハウス
  •  2003/03/19
  •  CD

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『ボーン・ディス・ウェイ』 レディ・ガガ [音楽]

まぁ、スーパースターですから、曲を聴いたことはあります。
奇抜な衣装と踊りによるパフォーマンスも、画面を通してですが見たことがあります。

レディ・ガガ

あいにく、先日の NHK 「ニュースウォッチ 9 」での大越健介アナウンサーによるインタビューは見逃してしまったのですが、今日のこれらは見ました。

テレビ朝日 「徹子の部屋」
フジテレビ 「SMAP × SMAP」

想像していたよりもずっとフレンドリーで真摯で、頭の良い人だなぁと感じました。

「徹子の部屋」に登場した衣装は、黒い皮の・・・なんていうのかパンプキン(それとも あれは徹子さんへのリスペクトでタマネギなの?)のような形の服でした。
徹子さんへのお土産・・・と言って、高く結い上げた髪の中から飴(しかも日本でよく売っている個包装の飴!)を取り出しプレゼントしたところは、とってもお茶目!
徹子さんがガガへプレゼントしたのは「徹子の部屋」バージョンのキティちゃん!
レディ・ガガがマジで喜んでいるところが可愛くて、ものすごく親近感を感じました。

「SMAP × SMAP」では、あそこまで SMAP を立てるのか!と驚き。
いや、本当にあれは本心なの?
それとも、ビジネス・トークというかリップ・サービスなの?
そこのところだけ、若干の疑惑が残るものの、日本食を微妙な箸使いながら「おいしい!」と言って食べるレディ・ガガにまたまた親近感。

そして、SMAP とのライブでは、あの『You and I 』という曲は JAPAN 特別バージョンの曲なの?
いやぁ、日本への愛に満ちている歌詞で、ちょっと泣きそうになりました。

とどめは、最後の曲。
そうかぁ、こういう歌詞だったんだ!
ちょっと、いやいや、かなり見直しました、レディ・ガガ。



ボーン・ディス・ウェイ.jpg

ボーン・ディス・ウェイ

  •  レディ・ガガ
  •  ユニバーサル インターナショナル
  •  2011/03/16
  •  CD

タグ:音楽
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『青い影』プロコル・ハルム [音楽]

『蛍の光』のメロディを聴くと、デパートの閉店時間の様相を思い出し
ドヴォルザークの『新世界より 第 2 楽章』のメロディを聴くと、小学校の下校時刻の様相を思い出します。

そして、なぜかしら
プロコル・ハルムの『青い影』を聴くと、中学校の給食時間の様相を思い出すのです。

果たして、この曲は、一時でも中学校の給食時間のテーマソングだったのだろうか?
今度、中学の同窓生に聴いてみようと思います。



青い影.jpg

青い影+4

  •  プロコル・ハルム
  •  ビクターエンタテインメント
  •  2004/05/21
  •  CD


中学の給食時間の放送は、放送委員の天下で、ありとあらゆる楽曲・・・クラシックあり、歌謡曲あり、ニューミュージックあり、洋楽あり・・・が流れ、好きな時間ではありました。

ある日、井上陽水の『愛は君』が流れたことがあります。
当時、私は陽水の曲をあまり知りませんでした。

友人の友代氏に(彼女は女の子なのに自分のことを「ボク」と言うので、友代氏と呼ばれていた)
「お昼の放送で流れた曲、あのグループ誰?」
と聞いて、思いっきり笑われました。

あれって多重録音?だったのか、一人の声に聞こえなかったんですよね。(^^;

『愛は君』は、このアルバムに収録されています。



断絶.jpg

断絶

  •  井上陽水
  •  USMジャパン
  •  2008/12/17
  •  CD

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『I Only Have Eyes For You (邦題:瞳は君ゆえに)』 フラミンゴス [音楽]

数年前に観た映画の中で、この曲が、いい感じのシーンに流れていて、とても印象深かったです。
『I Only Have Eyes For You 』

この曲は、いろいろなアーティストが歌っているようですが、私が知っているのはアート・ガーファンクル版と本家本元フラミンゴス版。
この曲に関して言えば、フラミンゴス版のほうが好きです。

バックコーラスの
♪ ドゥワ ドゥワ (あるいは シュバ シュバ)
みたいなスキャットが、なぜだか好きなのよね。(笑)


その映画は、2003 年 ナンシー・マイヤーズ監督の『恋愛適齢期』
中高年のラブストーリー(ダイアン・キートンとジャック・ニコルソン)に、若者(キアヌ・リーブス)が絡んで・・・というお話です。

ダイアン・キートンがキアヌ・リーブスを蹴って、ジャック・ニコルソンとくっつくのが
(えーっ! もったいない!!)
と思うの半分
(まぁ、確かに。今は良くても先々が辛くなるよね、たぶん)
と思うの半分

(それにしても、ジャック・ニコルソンとくっついたら、これから先にあるのは介護生活じゃん!)
みたいな実も ふたも無い感想が本音だったり・・・の映画でした。(^^;


こちらが映画のサントラ盤です。



恋愛適齢期サントラ.jpg

恋愛適齢期‾Something’s Gotta Give‾ オリジナル・サウンドトラック

  •  
  •  ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  •  2004/03/24
  •  CD


こちらが、映画の DVD です。



恋愛適齢期.jpg

恋愛適齢期 [DVD]

  •  ワーナー・ホーム・ビデオ
  •  DVD

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『ミス・パラレルワールド』相対性理論 [音楽]

そうですか、やっぱり、そうですよね。
タイムトラベル物の常道、パラレルワールドが落としどころですよね。ふむふむ。

「JIN-仁-」の最終回は、今までの謎を、山本耕史(私にとっては土方蔵三)がホワイトボードにパラレルワールドの解説をして短時間で解いてくれました!(笑)


で、パラレルワールドと言えば、相対性理論の『ミス・パラレルワールド』!

♪ パラレル パラレル パラレル パラレル パラレル パラレルワールド

このメロディが頭の中で無限ループしてます。困った。(^^;



シンクロニシティーン.jpg

シンクロニシティーン

  •  相対性理論
  •  みらいrecords
  •  2010/04/07
  •  CD

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『Walking in the Rain 』 Flash & the Pan [音楽]

2008 年の 6 月 11 日に、この曲のことを書きました。

 『Walking in the Rain 』 グレース・ジョーンズ

ん十年前に聴いた曲で、記憶に強く残っているのに曲名も歌っているアーティストもわからない曲・・・
歌詞の一部を手がかりに動画サイトで探して、違う歌手が歌っているのを見つけたのでした。

でも、如何せん、グレース・ジョーンズが ある意味、迫力満点で歌っているのは、やっぱりどこか違う・・・違いすぎる!と感じるわけで。
本家本元 Flash & the Pan が歌っているこちらの方が断然好きです。


お洒落なレインブーツや傘やコートで、雨の日も明るく楽しく快適に・・・というのもいいけれど
雨の冷たさ・空の暗さ・気温の低さを体感するのも梅雨ならではの過ごし方かな、と思ったりもして。

この曲は、やや重くて、夜の雰囲気がして暗いのだけれど、案外、軽さもあって、私にとっては梅雨のテーマソング No.1 なのです。(笑)



Flash & the Pan.jpg

Flash & The Pan

  •  Flash & the Pan
  •  Repertoire
  •  2003/08/19
  •  CD

タグ:音楽 1970年代
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『アンパンマンのマーチ』ドリーミング [音楽]

震災後、リクエスト数が増えたというこの曲。
子どもが幼い頃、夕方に始まるこのアニメを息子に見せて、その間に夕食の準備をしながら聴いてました。
テレビで流れていたのは二番の歌詞だったような気がします。
一番の歌詞は、こういう内容だったんだ!
今、この時に聴くと、何だかグッときます。

アンパンマン・・・おじさん顔だから、正直言って「好き」じゃなかったけれど、ごめんね。
君は、ルックスは ともかく(まだ言うか!)、真のヒーローだったんだね。



アンパンマンのマーチ.jpg

アンパンマンのマーチ

  •  ドリーミング
  •  VAP,INC(VAP)(M)
  •  2008/09/26
  •  CD

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